いま巷で、「種まきガール」がちょっとした話題になっています。
「種まきガール」とは、「モテたい」とは悟られない形で、異性の意識下に自らの存在を植えつけて、結果的にモテようとする女性たちのこと。
男性たちに「ちょっとした勘違い」をさせる女性たちのテクニックを解説したネット連載が人気となり、電子書籍「種まきガールズコレクション」も好調な売り上げを記録しています。
その具体的なテクニックとは、「家族や同性と外食することをネット上でわざわざデートと言うことで『え、あの子、彼氏いたんだ』と意識させ、その後種明かしをすることでホッとさせる」、「『胸が小さい』などの、致命的でないコンプレックスを嘆き、最終的に『そこも好きだよ』と言われることを狙う」、「モテないアピールをすることで『今、私はフリーです。恋愛経験も少ない清楚な女性です、どうですか?』というメッセージを送る」などなど、思わずにやりとしてしまうものばかりです。
以前このコラムでも「今の時代の恋愛は『来る者は拒まず』『間口は広く』では、手ぬるい。もっと積極的に、例えば『打たせて取る』ぐらいの気持ちが大事」というコラムを書きましたが、それに通じるところがあると思っています。
著者の小野ほりでいさんも分析しているように、恋愛には「この人が好き!」というところから始まる決め打ち型の恋愛と、対象を一人に絞らず恋愛未満の関係を育てておいて、時期が来たら収穫する、無差別型の恋愛があります。
後者については、「私はそんなに気が多くない」「好きな人じゃないと恋愛できない」と、拒絶反応を示す女性は少なくありません。ですが、これまで受け身だった女性たちが、急に肉食になるのは難しいのも事実。まずはこの「種まきガール」あたりを参考に、積極性を磨いてみてはどうでしょうか?
[ライター五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。著書「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(五百田達成・堀田秀吾著クロスメディア・パブリッシング刊)が13万部を突破。第二弾となる新刊「子猫と権力と×××」を3月に発売。
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