生活力、精神的安定…「晩婚」のメリットどう思う? | NewsCafe

生活力、精神的安定…「晩婚」のメリットどう思う?

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厚生労働省は5日、2012年の合計特殊出生率(女性ひとりが一生に産む子供の数)が1.41だったことを発表。前年比0.02ポイント上昇、1996年以来16年ぶりに1.4台を回復した形だ。一方で平均初婚年齢は夫が30.8歳、妻が29.2歳と、それぞれ上昇。第1子出産時の母の平均年齢も、30.3歳と0.2歳上がり過去最高を更新している。
これらの数字からわかるのは「晩婚・晩産化が少子化に直結しているわけではない」ということだ。各種メディアでは"平均初婚年齢"ばかりが取り沙汰されがちだが、得てして晩婚夫婦の仲は良い…という話も聞く。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「高齢結婚の方が幸せになれる?」という調査が実施された。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…35.5%】
■若い頃の、ただスキなだけの結婚とは意味も覚悟も違うだろうから。
■結婚早い人のほうが離婚率高いデータがある。
■子育ては大変。でも些細な事で喧嘩、離婚は少ないんじゃないかな。
■相手にもよるけどね、私は幸せ。
■お互いに大人なので、我慢できる。
■親の結婚生活の失敗を見たので、用事深くなりました。
■高齢結婚になりそうだからそう願いたいわ。
■それなりの蓄えがあるから。
■いろいろなリスクが有るのは承知の上ふたりで穏やかに、人生を送ればOK!

【ナシ…64.5%】
■出産は若い方が絶対いい。育児は体力が必要だもの。
■若すぎる出来婚は離婚多いし晩婚は子供できにくいし適齢期がベスト。
■一日でも長く一緒にいたい。
■あまりに若い結婚よりはマシかと思うけど…。
■幸せの尺度はヒトそれぞれ!
■これは正直アリともナシとも言えないんじゃないかなぁ。
■高齢でも高齢じゃなくても幸せになる、ならないどちらも言える。
■なぜどちらかに決めねばならぬ?
■ケースバイケースです。

結果は【ナシ派】6割超と多数派だが、そのコメントは「出産には若い方がいいからナシ」派、「早婚も晩婚もどっちもナシ、適齢期がある」派、「人それぞれ」派、それぞれ同数程度に分かれている。つまり「晩婚にメリット多し」と考える人は少数派でないと言えるだろう。
結局のところこのテーマに答えはなく、問題になるのは"幸せの基準"と"高齢の基準"だろう。時代によって早婚と晩婚の線引きは曖昧だが、20歳と30歳では社会経験に大きな差があることは言うまでもない。結婚するということは、社会人としての役割が増すことでもある。お互いの生活を分担し、ふたりの力で完成させる苦労…この苦労から"幸せ"や"楽しさ"を見いだす手がかりは、若さなのかもしれないし、経験なのかもしれない。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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