近所のスーパーに始まり、ドラッグストア、コンビニ、家電量販店、書店、クレジットカードのポイントや航空会社のマイレージサービス、インターネット通販に至るまで…今や"ポイントサービス"を取り入れていない企業を探す方が難しい。
ポイントカードを個人に配布した場合、小売側は顧客の購買状況を把握しやすく、マーケティングに活用できる。またデータは卸業者の商品開発にも重要な情報源となるため、小売店が卸業者に対して情報を売ることもある。単なる値下げや割引サービスに比べ店側のメリットが大きく、それが顧客へのサービス向上にも繋がるという、一石二鳥のスタイルなのだ。さらには、あちこちで見かける「ポイント○倍デー」の広告…ついまとめ買いしてしまう人もいるのではないだろうか。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「"ポイント○倍"に弱い…アリかナシか?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…69.2%】
■買う予定のモノはポイントアップの時に買う。
■弱いとかじゃなくて、その曜日狙うのは当たり前でしょ。
■ポイント増量の時にまとめ買いしちゃいます。
■すごく弱い。高い物はその時買う。
■よくよく考えりゃそれほどの金額じゃないんだけどね、でもまあ…。
■今日も2倍デーだったので薬局で買い物してきました。
■ポイントアップを狙って買い物して一年間で8000円分くらい貯まります。
■5%OFFだと魅力感じないのにポイント5倍10倍だと興奮するのはなぜ?
■上手に買い物しましょ。
■そしてポイントカードが増えていく…。
【ナシ…30.8%】
■それには、騙されないようにしている! 不要なものは買わない。
■ポイントより値引きに弱い。
■割引商品や本日限定には弱いです。
■めんどくせぇっ。チマチマためるポイント制は性に合わんわ。
■ポイント貯めても期限内に使い切れない。
■ポイントよりも、日々の実用品のみ、購入してるから、気にならんよ。
■ほとんどこだわっていない。
■ポイント倍増の日って普段より価格が高かったり。特売日が好き。
■ポイントなど気にせず買い物してるな。
■ポイントカードは作らない。
結果は【アリ派】が7割と多数派。コメントを見ると"ポイント○倍に流されて買う"というよりも"ポイント○倍の日まで買い物を控える"というくらい「積極的に利用している」という人が少なくない。また「少しずつポイントを貯めるのがささやかな楽しみである」という声もあった。ちょっとした"貯金感覚"があるのも、ポイント人気の一因のようだ。
一方の【ナシ派】は「まったく気にしていない」という人から「ポイント○倍に釣られて不要なものを買わないよう警戒している」という人まで様々。「その場で割り引かれる方が嬉しい」という"お手軽推奨派"の意見も届いている。
また、このシステムの好き嫌いは置いておくとしても「カードが増えるのが嫌だ」という声もあり。将来的に、関連企業や系列会社のカードが1枚に纏まるなどの発展があれば、ポイント利用者層も広がるかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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