昨年一年間の「衣類洗濯用洗剤」販売量はなんと約74万トン。粉洗剤と液体洗剤を合わせた量だそうだ(日本石鹸洗剤工業会調べ)。洗濯機や洗剤の進化によって、一度の洗濯に必要な洗剤量は年々減ってきてはいるが、それでも驚いてしまう。
なかでも粉末状の洗剤については、劇的に使用量が変わった。現在出回っているようなコンパクト洗剤が登場したのは1987年のこと…今でこそスプーンで計量しているが、それ以前は洗剤をコップで量っていたのを覚えているだろうか。有り難みを感じずにはいられないが、2000年代に入ってからは液体洗剤にシェアを奪われつつある様子。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「洗濯は液体洗剤?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…75%】
■秋から冬は液体。春(衣替え)から夏は、汚れ落ちを考えて粉末。
■粉だとたまに洗剤が溶けず衣類につくから使わない!
■液体使ってるけど、ついつい使いすぎる。
■両方使い分ける。
■洗濯機がベランダなんで、寒いと溶け残るのですよ。
■自分で買うなら液体!! 頂き物は粉末でもOKです。
■両方ブレンドして使う。
■すすぎ一回でいい液体洗剤、洗濯が早く終わって良い。
■貰うやつ使うから、どちらでも良い。
■粉の方が割安なので、安い時のみ液体のを買います。
【ナシ…25%】
■液体は高いから買わない。
■季節で使い分ける! 夏は粉・冬は液体で後は気温&天気で替える。
■液体より粉の方が汚れが落ちるような気がする!!
■粉と併用。
■粉の方が落ちるし、長持ちする。溶け残った経験はないです。
■お歳暮に頂いた品を使ってます。粉末の方が多い。
■液体は匂いがキツいような気がする。クシャミ出る。
■洗濯物によって使い分け。日用品・Gパン・お気に入り・ペット用…。
■粉末。琵琶湖の為に…なってんのかな?
■粉末のみ。30年、変える気はない!
結果は【アリ派】が圧倒。"粉末洗剤派"は実に4人にひとりと、寂しい数字になってしまった。とはいえ両派ともに「使い分ける」「併用している」という意見もあり。季節や状況に応じて選んでいる人も少なくないようだ。
コメントにも多く寄せられているように、液体洗剤のメリットは「気温に左右されない溶けやすさ」にあり、洗浄力やコストパフォーマンスなどは未だ粉末洗剤に利がある模様。昔のように洗剤箱が場所を取るわけでもなし、粉末と液体を両方備えておくのがいいかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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