放射性物質、黄砂、PM2.5…広がる大気汚染の不安、アナタの対策は? | NewsCafe

放射性物質、黄砂、PM2.5…広がる大気汚染の不安、アナタの対策は?

社会 ニュース
インフルエンザやノロウイルスが猛威を振るったこの冬、マスクは必携アイテムだったという人も多いことだろう。ようやく春本番の4月を迎え、煩わしいマスクとはおさらば…とはいかないのが悲しいところ。原発事故以降は放射性物質を気にせざるを得ず、中国からはPM2.5なる粒子状物質が飛来、おまけに花粉に黄砂と、日本の空気は汚染される一方という印象だ。
そこでNewsCafeでは「大気汚染(花粉含む)の中で、アナタが今一番気をつけているものは何ですか?」というアンケートを実施した。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…800件

【1位】PM2.5(39.6%)
■気をつけているというより気にしている。普通のマスクじゃ防げないし、一番体に影響ありそう。[女性/30代/会社員]
■喘息なので。中国大気汚染対策しろ![女性/50代/自営業]
■なぜPM2.5と言うのかすらわからない。[男性/10代/学生]

【2位】花粉(17.0%)
■鼻涙地獄継続中。[男性/40代/専門職]
■杉花粉でアレルギーを起こして以来、20年間というもの毎年春は辛い。杉林の地主の国などを筆頭に傷害罪で告訴したい![男性/40代/会社員]
■手洗い、うがい、鼻うがい、目の洗浄、さらに外出先では、点鼻や、とくに目薬が手放せない。目薬が、すぐに終わってしまう。[女性/30代/主婦]

【3位】特に気にしていない(12.5%)
■諦めモードに突入中なんで…。[女性/30代/会社員]
■気にしても失くならないでストレスに成るだけ。[男性/40代/その他]
■自分は気にならないが、子供が最近黒い鼻水を出す。[女性/20代/会社員]

【4位】放射性物質(10.5%)
■ガン家系だから全部気にしてるけど、特に放射能は怖い。[女性/40代/フリーター]
■妊娠中のため。[女性/30代/主婦]
■絶対、大小あるが影響出てくるはず。今の"そんなのへっちゃらだぜ"な雰囲気に安心してたら、子供たちに親の責任果たせない。若年性癌になってから騒ぐ訳にいかない。[男性/30代/専門職]

【5位】黄砂(10.1%)
■既に車が砂だらけ。[男性/30代/会社員]
■マジでっ!! 洗濯物が干せないし、目がゴロゴロするっ!![女性/30代/その他]
■何年も前から、季節外れなのに短期的に酷い花粉症のような症状が。黄砂と時期が合っている事を確信しました。同じような人は多いと思います。[女性/30代/会社員]

4割近くの人が「PM2.5」を警戒していると回答。直径10μm以下の"浮遊粒子状物質"は大気汚染の原因物質とされているが、このPM2.5は直径が2.5μm以下と、さらに小さい超微粒子だ。当然のごとく大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、より人体の奥へと付着するため、重篤な気管支炎や喘息を引き起こすと考えられている。
そして2位にはアレルギー体質の天敵「花粉」、4位には「放射性物質」がランクインしている。「選択肢全部。なぜひとつしか選択できない?」という、ごもっともな怒りの声も寄せられた。
また3位の「特に気にしていない」は、コメントにもあるように"諦めモード"の人が大多数。その他には「蓄膿症になってしまったけど、原因が花粉なのか黄砂なのかPM2.5なのか分からない…なので空気中の異物全般に気を付けてます!」という恐ろしいコメントも届いている。
マスクや空気清浄機の売り上げも伸びていると聞いた。個人にできる対策は微々たるものかもしれないが、罹患してから悔いることのない程度には手を打ちたいものだ。

[文・能井丸鴻]
[写・onigiri-kun]
《Newscafeアンケート》
page top