大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略…安部内閣総理大臣が打ち出した"デフレ克服"戦略、通称"アベノミクス"に期待を寄せる国民は多い。すでに円高是正などの効果が見え始めたほか、日経平均は2012年11月から2013年2月にかけて12週連続で上昇。「岩戸景気」と言われた1958年12月~1959年4月の17週連続に次ぐ54年ぶりの記録となった。
しかしながら、これらの兆候を我々庶民が生活上で実感するには、まだまだ時間がかかることも事実だろう。景気回復に繋がる消費で貢献したいのは山々ながら、締めるところは締めなければ"一家の財政"が破綻してしまう。
そこでNewsCafeでは「日頃している節約は?」というアンケートを実施した。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…1476件
【1位】こまめな消灯(26.8%)
■一番手っ取り早い節約ですので。[男性/40代/会社員]
■電気の節約は地球環境にも良いから。[女性/30代/主婦]
■風呂の際は風呂場以外すべて消灯。個別ON・OFF可能コンセントも利用してます。まあ、その程度ですが。[男性/40代/会社員]
【2位】買い物でポイントカードを利用(16.5%)
■ポイントが倍に溜まる日に買い物に行くね。[女性/40代/会社員]
■消耗品など毎日使用するものは節約にも限度があるし、同じ品物購入でポイントがつけば得した気分にもなれるから。[女性/40代/専門職]
■必要な物ケチるのはしたくないけど、クレジット一回払いとか、ただ現金で買うよりはポイント還元はしてる。後はメインの普通口座の残高を高くしない。金あるって錯覚するから。[男性/30代/会社員]
【3位】お風呂の残り湯で洗濯(16.1%)
■この項目の中ではコレかな? 自分でできる事をコツコツしています。[女性/30代/その他]
■それでも残ったらお風呂の掃除に、まだ残っている場合は庭にまく。徹底的に使わないとね![女性/30代/フリーター]
■残り湯で洗濯にチェックしたが、買い物をポイントカードで利用・こまめな消灯・外食を控えるも同等に行っている。[女性/40代/専門職]
【4位】外食を控える(11.2%)
■たまには外食するけど、基本うちごはん。弁当持参して食費で節約です![女性/40代/専門職]
■外食もいいとは思うけど、使用している食材を考えると自宅で作った物の方が安全だし安上がりだから…。[女性/30代/主婦]
■ミンチが半額! 安い! 麻婆豆腐と意気込み豆板醤や甜麺醤を買い…レジで…「ン?」。[女性/30代/会社員]
【5位】外出を控える(8.1%)
■寒いので外出はできるだけしたくないだけですが、結果的に節約に![男性/50代/その他]■本音は近所だけじゃなくアチコチ出かけたいです。度々だと交通費もバカにならない。[女性/40代/その他]
■幸い職場に住んでいるので、1円も使わない日がある。[女性/30代/専門職]
そして6位以下は【CDや本などはレンタルで済ませる(2.6%)】【自転車・徒歩で移動(4.3%)】【交際を控える(2.5%】【ネットオークションなどで不用品を売る(0.9%)】という結果に。
1位は2割超の票を獲得した「こまめな消灯」。思い立てばすぐに実行できる手軽さや、節約だけでなく"節電"にも繋がる一石二鳥を理由に挙げる声が多かった。2位の「買い物でポイントカードを利用」は、店舗側が集客用に用意しているポイントカードを活用する人のほか、クレジットカード利用時のポイントを貯めている人も多数。
その他では「全部やってます」「選択が9項目ありましたが6項目に当てはまります(笑)」など、きっちり締めているというユーザーのコメントが大多数だった。折りしも季節は春の入り口…長く耐え忍んだ"景気の冬"も、終わりが近いことを祈りたい。
[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》
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