「巨人の星」から「タッチ」まで…野球マンガ名作人気ランキング1位は? | NewsCafe

「巨人の星」から「タッチ」まで…野球マンガ名作人気ランキング1位は?

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第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も決戦間近。3度目にして初めて日本人メジャー選手不参加の形で戦う事態となり、一時は「盛り上がりや戦力に欠けるのでは」との心配も持ち上がった。しかし逆境に立ち向かってこその"日の丸野球"…多くの野球ファンがそう考え、期待している。
そして、そんなイメージの源には野球マンガがある…と言っても過言ではない。マンガ大国・日本においても"野球"は人気テーマのひとつ。心に残る名作も数多い。
そこでNewsCafeでは「好きだった野球マンガは?」というアンケートを実施した。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…1673件

【1位】タッチ(29.8%)
■たっちゃんが大好きです。子供の時は単行本全巻なんて買えなかったから、大人になってから買いました。今でも大好きな作品です。[女性/30代/主婦]
■やはり「タッチ」と「H2」。特にふたつのラストがグッド。[男性/30代/自営業]
■南ちゃんかわいいっ!! 純愛ですね。[女性/10代/学生]

【2位】キャプテン(12.1%)
■なんかあの頃にしてはリアルな野球マンガだった。しかも月刊誌に連載。そして中学野球部。今なら大して人気出そうにないが、何か好きだったんだよねぇ。[男性/40代/自営業]
■キャプテン谷口君の影響で野球始めました![男性/30代/会社員]
■頑張ること、諦めないこと、リーダーとしてあるべき姿、少年時代にたくさんのことを学んだ漫画です。今もたまに読んで感動してます。[男性/40代/会社員]

【3位】巨人の星(11.2%)
■昭和きっての野球バイブル、金字塔でしたから。原作があの鬼才・梶原一騎ですから。[男性/40代/その他]
■弟が影響受けてリトルリーグに。姉は明子ねえちゃんの気分。[女性/40代/主婦]
■この精神が日本に失われているから。[男性/40代/会社員]

【4位】ドカベン(10.7%)
■この漫画のおかげで、野球のルールをいっぱい覚えました。キャラクターも個性的で大好きでした。[女性/50代/自営業]
■やっぱりドカベンですけぇ~。なんと言っても、花は桜木、男は岩鬼ですけぇ~。「や~ま~だ~」(笑)。[男性/40代/会社員]
■秘打・白鳥の湖や「捕れないボールがあるものか~」「青春てなんだ? あの白い玉~」の主題歌も覚えています。[男性/40代/専門職]

【5位】侍ジャイアンツ(7.1%)
■回転、分身、エビ反り…星飛雄馬の上を行く有り得ない魔球の数々と、巨人の選手らしからぬ振る舞いに釘付けでした![男性/40代/会社員]
■漫画ならでは…すべてがあり得ず楽しかった。[女性/40代/会社員]
■番場蛮という名前の響きが良かった。土佐出身で巨人のどてっ腹破り宣言を公言し反骨精神を堂々と表明したのが素晴らしかったな。[女性/50代/その他]

そして6位以下は【メジャー(7.0%)】【ROOKIES(4.1%)】【がんばれ!! タブチくん!!(3.0%)】【名門! 第三野球部(2.0%)】という結果に。

1位は3割近くの票を獲得した「タッチ」。あだち充が1981年から「週刊少年サンデー」(小学館)に連載し、アニメ、ドラマ、実写映画など多方面に広がる大ヒット作となった。「ナイン」「H2」「クロスゲーム」など、同じく野球がテーマの人気作品も多く"野球ラブコメ"の名手と評されるあだちだが、最大の出世作といえばやはり「タッチ」だろう。双子の兄弟・上杉達也と和也、そして幼馴染のヒロイン浅倉南の3人を軸にしたストーリーは、まさしく"青春"のひと言につきる。

2位には1972年から「月刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された、ちばあきおの「キャプテン」。3位にランクインしている「巨人の星」大ヒットからの"野球マンガといえば熱血"の流れを変え、等身大の主人公が地道な努力で野球に取り組む佳作である。

その他では「アパッチ野球軍」「『野球狂の歌』火浦健のファンです」「『アストロ球団』ほどバンバン人が死んでしまう漫画はない! もはや野球漫画ではなくバトル漫画です」「『おおきく振りかぶって』が好き!!」「『リトル巨人くん』知ってる人いる?」「『逆境ナイン』。これを野球漫画と呼んでよいのかわからないけど、心に残る名言が多い」などなど、新旧織り交ざる多くのタイトルが挙げられた。
それらのストーリーを思い返すと"野球"というテーマでひと括りにしていいものか…悩んでしまうほどバラエティーに富んでいる。

[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》
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