笑う門には福来る…「つらいときこそ笑顔」がイイと思う? | NewsCafe

笑う門には福来る…「つらいときこそ笑顔」がイイと思う?

社会 ニュース
「顔で笑って心で泣いてってよ、そこが渡世人のつれぇところよ…」とは、映画「男はつらいよ」寅さんの名セリフ。故・渥美清さんが歌う主題歌の詞にも、繰り返し登場するこの言葉…泣きたい時に思い出すという人もいるかもしれませんね。

もちろん、渡世人でなくとも「泣きたくても笑顔」を作らねばならない時はたくさんあります。思い切って泣ければスッキリするかもしれませんが、そうもいかないシーンは多いものですよね。そんな時、人目を避けて泣きに行くか、無理やりにでも笑顔を作るか…人によっていろいろな対処法があるのではないでしょうか。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「つらいときこそ笑顔?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…57%】
■笑う門には福来たる。
■辛い時に辛い顔してると、落ち込みスパイラルに嵌まるから、笑顔で。
■他人の前ではね。
■そういふひとにわたしはなりたい。
■どうにもならない時、人は泣くか笑うしかない。どうせなら笑っとけ。
■笑ってないと泣けてきちゃうから。
■笑ってると段々良い方向に向かってくる。
■悲しいけどそういう性分…。
■思い切り泣いてからだけどね…。
■なかばヤケクソだけどね。

【ナシ…43%】
■いくつになっても、そこまで強くなれないや…。
■何か余計惨めだし、切ないよ。悲しいときは無表情です。
■なれませんっ!! 辛い時はどうやったって辛い。
■自分の感情は素直にだしたい。
■ムリすると自分が壊れるよ。
■そんなにがんばらなくても…。
■辛い時に笑う余裕などない。
■それだとかえってストレスが溜まる。
■無理に笑顔を作るより悲しみに浸る方が立ち直りが早い。
■泣けば、いいやん!

結果は【アリ派】が6割以上の多数派。とはいえ「よそで思い切り泣いてから笑う」という人もいれば「笑っていないと涙が出ちゃう」「ヤケクソで笑う」など【アリ派】のなかでも様々な意見がありました。一方の【ナシ派】からは「笑うまではできない。無表情」「自分の感情は素直に出す」など、こちらも人それぞれ。

「禍福は糾える縄のごとし」とは、かわるがわるやってくる"災い"と"幸福"を、より合わせた縄に例えたことわざです。「つらい時に笑顔を作るかどうか」…このアリナシに正解はありません。ただ、コメントを寄せてくれたすべての人が、繰り返し押し寄せる"つらさ"を様々な方スタイルでなんとか乗り越えているという事実は、次の波を越える力になるのではないでしょうか。

[文・野村裕子]
[写・bdogggut34]
《NewsCafeアリナシ》
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