【アリ派】が8割を超える結果になった。安藤の引退に対して【アリ派】の意見を見てみると、「公私混同するタイプ」「メンタルが成績に影響を与えすぎるからアスリート失格」など、多くの厳しい指摘が寄せられた。今年の7月、安藤はツイッターで「I born to die(私は死にたい)」などとつぶやき、関係者やファンたちを驚かせた。【ナシ派】の意見を見てみると、「演技が美しかっただけに残念」「マスコミが騒ぎすぎで可哀想」など、熱烈なファンから安藤を気遣うコメントも寄せられた。そのほかに、「アマチュア選手よりもショー向きの選手」という声も見られた。安藤は昨シーズンは競技生活を休み、世界のアイスショーに精力的に出演した。さらに東日本大震災の被災者の為のイベント「リボーン・ガーデン」は安藤自ら企画し、スケーターとしての新境地を開いたとも言われる。しかし、10年以上前に世界で初めて4回転ジャンプ(サルコウ)を成功させた選手だけに、ショーではなく現役選手として銀盤に立ってほしいと期待するファンも少なからずいる。しかし、今シーズンから国際スケート連盟は規定を変えた。今年のGPシリーズ参戦について改定された規定に従わなかった安藤にはペナルティが課されるのは確実だ。今シーズンの欠場を発表した後で報道機関に語った彼女のコメントに、「来年(2013年)の全日本選手権を目指す」というものがあった。スケート連盟への規定違反によって、彼女の全日本選手権出場には高いハードルか強いられる。元世界女王の彼女が日本各地開催のブロック大会予選から出場して勝ち進むしか、全日本への道はないのだ。