バラエティー番組のテロップって本当に必要? | NewsCafe

バラエティー番組のテロップって本当に必要?

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いつの間にか定着した"バラエティー番組で面白いコメントを文字にする"という表現方法・テロップ(telop)。語源は「Television Opaque Projector」を略したものだそうで、近年では、この"テロップ"が使われていない番組を探す方が難しいほど普及しています。しかし「あまりにも過剰なのではないか」という視聴者の声もあり、賛否が分かれているようです。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「テレビ番組の過剰なテロップが嫌い?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…79%】
■バラエティーで一言一句字幕があると、面白さ半減。
■「まだまだ番組は続きます」「この後驚きの展開が」系はいらない。
■テロップにワイプで画面見づらいし、効果音もうるさい!
■程度問題だけど、あまりにも過剰だとウンザリ。
■漢字の間違い、多すぎだろ。
■滑舌が悪い場合と方言がキツイ場合だけで十分。
■テロップ追うのに疲れる。
■小バカにされた感じがする。聞こえてるって!
■過剰にやり過ぎると、脳機能が停止すると聞いた。
■一種の洗脳だと思う。

【ナシ…21%】
■食器を洗いながらテレビを見ている時は、テロップありがたい。
■お年寄りや、耳が不自由な人も見やすいだろうし、全然あり!
■早口・方言・幼児が騒ぐ・真夜中の消音時などではありがたい。
■何とも思わないけどなぁ。
■もう慣れた。
■字で伝わるおもしろさもあるから。
■漫画本で見慣れてるから気にならない。
■基本、読まない。
■緊急事態や選挙当確情報テロップは必要だと思う。

なんと約8割の人が【アリ派】に投票。お茶の間でテロップを邪魔だと感じている人は思いのほか多いようです。聞き逃したときには便利でも「今だ、笑え!」と言われているかのような大仰なテロップは必要ないという意見多数。また「テロップも嫌いだけどワイプはもっと邪魔」というコメントも多数寄せられました。ワイプとは、再現ドラマや中継の最中、小窓でスタジオ出演者の表情を映す演出です。
【アリ派】に届いた「"画"で伝える努力を怠っているとしか思えない」というコメントには説得力がありました。制作サイドには、文字に頼らない"テレビならではの楽しさ"を追求してもらいたいですね。

[文・野村裕子]
[写・lo.tangelini]
《NewsCafeアリナシ》
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