9月だというのに連日厳しい残暑が続いている。日差しが照りつける暑い日には日除け目的の麦わら帽子を取り入れるのが流行の傾向だが、今年の夏は冬の防寒アイテムである"ニット帽子"が主流だったという。ふと街に目を向けると、原宿や新宿では涼しげな古着系・ギャル系ファッションに身を固め、厚手のニット帽を被っている若者たちを見つけた。どうやら、頭にフィットしながらも頭上に伸ばすことで若干の小顔効果があるという。ボリュームあるニット素材によって頭自体が小さく見え、またカジュアルなファッションと調和しやすいところに人気の秘密があるようだ。
彼らは汗もかかず爽やかに颯爽と歩いているが、見ている方は暑そうでたまらないのが本音だ。NewsCafeのアリナシコーナーでは『暑いのにニット帽を被る。これってアリ?』という調査を実施。結果と共に寄せられた声をそれぞれご紹介しよう。
【アリ…7%】
■1ヵ月先を取り入れて、ガマン。おしゃれさんならねー!
■目のあらい風通しのいい夏用がある。
■来年、また流行っているのかな?
■目が粗ければ許容範囲かな。自分は被らないけどね。
■某番組の海辺インタビューで水着にニット帽…意外とアリ。
【ナシ…93%】
■流行りらしいけど、この暑いさなかによく被れるよね。
■夏ブーツも無理!絶対足クサイよ!オシャレ先取りしてクサイ女になりたくない!
■見てるだけでも暑苦しい。不快。オシャレに思えない。
■たまにいるよね。どうかしてるよ。
■あせもが出来てそう…日本の四季を楽しもうよ。
■先取りなの?そしたら冬には麦藁帽子?ヤッパリ季節感持とうよ!!
■見るだけでも暑苦しい!勘弁してほしい。
■見た目にも暑苦しいし、帽子ばかり被ると本当にはげるよ。
■カッコつけたいから、ファッションだから、理由は別として暑苦しいんだよね。
9割以上が【ナシ】を選択。「見てるこっちが暑い」という厳しい意見が相次いだ。
人気モデルであり歌手としても幅広く活動する"きゃりーぱみゅぱみゅ"の影響からか、原宿ではビビットカラーのニット帽が人気のよう。被り方は人それぞれで、前髪を出すとちょっぴりキュートに、出さない被り方はクールな印象が演出できる。1000円前後とリーズナブルな価格も流行の理由のひとつだそうだ。しかし万人受けしない季節に逆らったファッションに眉をひそめてしまうのは筆者だけであろうか。
《NewsCafeアリナシ》
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