引き分け狙いのなでしこに世論は真っ二つ…「戦略」「恥ずべき」 | NewsCafe

引き分け狙いのなでしこに世論は真っ二つ…「戦略」「恥ずべき」

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2010年ワールドカップでの優勝を期に、一気に国民の関心を集めているサッカー女子日本代表、通称「なでしこジャパン」。その関心は、衰えることなくロンドン五輪での彼女たちの戦いにも注目が集まっている。
そんな中むかえた7月31日のグループリーグ最終戦。なでしこは南アフリカと0―0で引き分け、スウェーデンと勝ち点5で並んだが、得失点差で劣ることから同組2位となり、準々決勝ブラジル戦を、南ア戦と同じカーディフで戦うことが決定した。試合後、佐々木則夫監督は、「スタートから引き分け狙いということではなかった」としながらも、同時刻に行われたスウェーデン-カナダ戦の動向を把握したうえで、後半途中からは2位となるべく勝ち点1を得るように指示していたこを示唆。移動の負担を考慮したことが明らかとなった。
この監督の戦略に対して、世の中の声は賛否両論。同時期にバドミントンの「無気力試合」が問題となったこともあり、議論を巻き起こしている。
そこでNewsCafeでは「引き分け狙いのなでしこ これってアリ?」というアンケートを実施。結果とともに寄せられた声をご紹介しよう。

【アリ…48.4%】
■それも戦略。
■体力温存、移動距離短縮。今後の試合を考えての事らしいから○。
■サッカーに限らず予選で駆け引きはするのは当たり前。
■作戦と対策はどこの国もやっている事。日本だけが特別ではない。
■次に向けての戦術。全然OK!
■意図したのは引き分けであって負けではないから。
■水泳の選手が予選で全力出すか?違うやろ。それと同じ事。
■作戦であって、八百長ではない。

【ナシ…51.6%】
■真剣勝負で引き分けなら仕方ないけど最初から狙ってるならナシ。
■バドミントンみたいに失格になったら…って心配した。
■応援する価値も無い。
■試合の駆け引きでもオリンピックではやるべきでない。汚く恥ずべきだ。
■言葉に出しちゃダメ。
■監督はイチイチ公言しないでいい。
■相手チームに対して 失礼じゃない? 半分本気じゃないやろ…。

【ナシ派】がわずかに【アリ派】を上回ったが、ほぼ半々という結果に。アリ派では、この指示を、決勝トーナメントにむけた「戦略」と見て、「サッカーでは当たり前」「どこの国でもやっている」と、擁護の声が相次いだ。対する【ナシ派】は、スポーツマンシップとしての精神論と、公言してしまった監督への批判という2つに意見が割れた。

国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は2日、南ア戦での日本の戦いぶりについては「問題なし」とし、「規律委での手続きに入るべき要素はなかった」と結論づけている。
《NewsCafe》
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