住民票を今の住所に移していない時のデメリットは計り知れない? | NewsCafe

住民票を今の住所に移していない時のデメリットは計り知れない?

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進学、就職や結婚で実家から住民票を移すかどうか悩んだことはないだろうか。「新生活を送ることになったけど隣県だから…」と住民票を異動しない人の話を耳にすることがある。近い場合はあまり不自由を感じることがないかもしれない。しかし、例えば運転免許の更新は住民票記載の住所に通知が来る。さらに銀行ATMなどのカードは住民票の住所へ本人確認郵便で届く。そんな時に実家と今の住所が離れていたら、不便さを感じることも多いだろう。住民票は、実家から移さないとデメリットのほうが目立つように思われる。それでも異動しない人は何を考えてのことだろうか…。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「住民票は実家のまま。これってアリ?」という調査を実施。結果と共にさまざまな声をご紹介しよう。

【アリ…36%】
■結婚しましたがそのままです。実家は隣の県ですし。
■大学を卒業したらUターンを予定していますから。
■住民票に関係なく、仕事している土地で地方税がかかるんですよね?
■お役所に行くのが嫌いなんです。
■年に1、2度しか田舎に帰りませんので。
■特に今まで不便を感じたことがない。

【ナシ…64%】
■運転免許の更新とか面倒でしょ?
■選挙だってありますし。
■銀行のカードを作るとき不便。
■社会人になったら義務では?
■大学生にだって国民年金や国民健康保険の手続きがあるじゃないですか。
■普通の感覚の人なら移すでしょう。

【アリ派】は、36%とかなり分が悪い。「年に1、2度しか田舎に帰らないから」という意見をメインに集まった回答を見てみる。「結婚したが実家は隣県だから不便はない」「大学を出たらUターンを予定」などだ。対する【ナシ派】は、64%と大多数。運転免許の更新、保険証や銀行口座の開設には住民票と住んでいる土地が一致していることのほうが、便利なのは間違いないこと。意見の中には「普通の感覚なら移すのでは?」と常識を疑う声もあった。
転居したら住民票を移さなければならないと規定しているのは「住民基本台帳法」。【アリ】と答えた人に見られた「お役所がキライ」という声は、社会人としての意識を問われる。厳密に言えば、移さなければ法律に反することにもなりかねないからだ。
さて、移したほうがメリットも多いと思われる住民票。アナタはどう考えますか?

[文・羽生 弘]
《NewsCafeアリナシ》
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