橋下市長に思わぬスキャンダル | NewsCafe

橋下市長に思わぬスキャンダル

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何かと話題に上がることが多い大阪市の橋下徹市長。政治の世界に入る前は弁護士としてバラエティ番組に出演するなどお茶の間でも人気者であった。現在は大阪から国を変えるべく維新の会を率いその動向には常に注目が集まる。

そんな橋下市長に思わぬ"スキャンダル"が発覚した。19日発売の「週刊文春」で06年にクラブホステスと不倫関係にあったとされる記事が掲載されたのだ。発売に先駆け同市長は18日、大阪市役所で会見し大筋で報道内容を認め、「事実と事実でない部分がある」としたうえで、「知事になる前までは、聖人君子のような生き方をしていたわけではない」と弁明。「公人になる前でも、僕自身の人間性を判断する要素として報じられてしまうのは仕方がない」とコメントした。さすがにこの日ばかりは歯切れが悪く「大阪都構想」で府民に訴えるいつもの市長とは違った。

確かに女性問題は市長にとってつらいところだろう。今後様々なバッシングが待っているかも知れない。しかし橋下市長が進めている政策は大阪府、強いては日本国の将来を考えたものであることは理解できる。橋下市長といえば坂本龍馬で知られる「船中八策」を参考にした政策集「維新八策」を掲げるなど坂本龍馬からの影響が強いと思われる。すでに知られているように坂本龍馬は、新国家体制を「船中八策」にまとめて幕藩体制という政体を変え、門戸開放を進め貿易立国をめざそうとした偉人である。

全てが類似しているわけではないが、似ているところは多くある。坂本龍馬は薩摩藩と長州藩を説得し「薩長同盟」築き幕府の脅威となった。橋下市長も自身の考えに共鳴する「大阪維新の会」を立ち上げ地方からの政治改革を目指している。この事態が政策にどれほど影響を与えるかまだ分からないが、どんな意見があろうともぶれずに自身の政策を進めて欲しい。
《NewsCafeコラム》
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