眠れない夜 | NewsCafe

眠れない夜

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Jリーグの前半戦が26日に終わり、ここからは代表を中心とした試合が目白押しになる。
しかもその間に2012 EUROが6月8日(金)からほぼ連日7月1日の決勝まで続く。ロンドン五輪が終わる8月初めまではサッカーファンには眠れない夜が続きそうだ。

その前哨戦として、23日よりU-23によるフランス・ツーロン国際が始まった。
今回はNHKBSがライブ放送する。ツーロン国際は五輪本番の腕試しとしては絶好の大会。既に発表されているロンドン五輪の組み合わせ。日本はスペイン、モロッコ、ホンジュラスと同じ組だ。スペインはEURO2008、W杯と優勝した代表にも劣らない最強チーム。勝つのは至難で、決勝トーナメント出場にはモロッコ、ホンジュラスに勝たなければならない。ホンジュラスは調子の波があり、勝点はかなり計算できる。ポイントはモロッコ。幸いツーロン国際にモロッコも参加。勝ちあがればモロッコとの対戦も無きにしも。対戦がなくても敵情視察には絶好のチャンスだ。これを生かしたい。この大会には海外組の酒井高徳、宇佐美、大津、指宿が参加。特にドイツでラームなみの高評価の酒井高徳のプレイが注目だ。

W杯アジア最終予選は6月3日のオマーン戦で始まる。
8日のヨルダン、12日のオーストラリアと10日間で3試合。この3試合が予選通過の大事な試合となる。ここでスタートダッシュできないと後半戦は中東でのアウエー戦があるだけに厳しい。特に、オマーン、ヨルダン戦は埼玉スタジアムのホーム。きっちりと連勝したいものだ。
とは言え、ホームの初戦はW杯への緊張と高揚で冷静さを失いがち。過去のホームで苦戦が思い出される。オマーンは3次予選6試合を得点3で通過した。それだけ守りは堅いと言える。最近はスピードもあり、組織的なサッカーを展開する。攻める日本がなかなかゴールを奪えず、カウンターで失点することも考えられる。本田、香川、岡崎の前に誰がFWを務めるかがポイントだろう。さらに中央、左右からの揺さぶりが必要。SB、ボランチは攻守の切替が重要で、相当の運動量が求められる。ここで勝てば、次戦もホームだけに勢いがつく。3戦目のオーストラリア戦は、最悪引分けでもいい。

W杯優勝でなでしこジャパンにはトップクラスからのオファーが来ている。
ロンドン五輪前は6月にスウェーデンへ遠征。18日米国、20日スウェーデンと対戦する。帰国して7月11日に日本でオーストラリアと戦い、19日はパリでフランス代表と。そしてロンドンへ。五輪一次リーグの組み合わせはスウェーデン、カナダ、南アフリカ。この中から上位2チームと一次予選3位の上位2チームが決勝トーナメントへ進む。どのチームも大型選手を揃えているが、なでしこのパスサッカーはそれを上回ることは、実証済み。一次リーグで消えることは無いだろう。ドイツが出場しないだけに、順調に進めば8月9日米国との決勝だろう。再び世界一の感激を味わいたいものだ。またEURO2012は6月7日から始まる。今回はウクライナとポーランドが会場。大会については改めるが、WOWOWが完全中継する。中でもグループリーグでドイツvsオランダ、イングランドvsフランスなど好試合が目白押し。睡眠との戦いだが悔しくて眠れないと言うのだけはゴメンだ。

[ビハインド・ザ・ゲーム/スポーツライター・鳴門怜央]
《NewsCafeコラム》
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