政治資金をめぐり強制的に起訴された民主党元代表・小沢一郎氏(69)の裁判が26日午前、東京地方裁判所で行われ、無罪判決が言い渡された。小沢氏は、資金管理団体による土地取引をめぐり、収支報告書にうその記載をしたとして、検察審査会の議決で強制的に起訴されていた。判決の焦点は"うその記載"について、小沢氏と元秘書との間に「共謀」があったかどうか。小沢氏は検察の捜査を厳しく批判し、「うその記載も、共謀も全くない」として、全面的に無罪を主張していた。