2003年の道路交通法改正により、飲酒運転への罰則が強化された。これに伴ってノンアルコール飲料の需要が高まり、近年店頭には様々な種類の"ノンアルコール飲料"が増え続けている。アルコール分が含まれていない、もしくは1%未満のアルコール分を含むアルコールテイストの飲料を"ノンアルコール飲料"とひとくくりで呼ぶが、果たして未成年が購入し飲むことに問題はないのだろうか。
NewsCafeのアリナシコーナーでは3月1日に「未成年がノンアルコールビール。これってアリ?」という調査を実施。結果と共に寄せられた声をご紹介しよう。
【アリ…27%】
■ノンアルコールなんだから別にかまわない。
■普通でしょ。ノンアルなんだからジュースです。
■別にいいんじゃない。日本人は精神論に傾倒しすぎ。
■なら、こどもビールも20歳になってからなのね?
■未成年がダメなのはアルコール!ノンアルは麦ジュースでしょ!
■清涼飲料水なんだからOKだろ。止める理由はない。
■これがダメなら、シャンメリーもダメか!?
【ナシ…73%】
■ビールの味覚えて友達と遊びで本物飲み始めるのが早くなりそう。
■未成年者ならノンアルコールでも飲まないでほしい。
■物足りなくなって、結局普通のビールに手を出すと思う。
■法律的には大丈夫なの?あらぬ嫌疑をかけられそう…。
■いくらノンアルでもビールだから、もろ手上げて賛成できませんね。
■注意書きに未成年には飲ませないように書いてありますよ。
7割が【ナシ】と回答。単純にアルコール配分を重視するのではなく、その後の行動などモラルを指摘する声が多くみられた。
法的な見解からすると、アルコール分が1%未満であれば問題はないようだ。しかし多くのメーカーは非行行為につながるとし、未成年の商品購入を推奨していない。ノンアルコール飲料はあくまでも20歳以上が飲用することを念頭に開発されており、店によっては未成年者への販売を断っているという。
微妙なラインに置かれている"ノンアルコール飲料"。調査結果同様、未成年の購入は【ナシ】とひとまず覚えておこう。
《NewsCafeアリナシ》
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