阪神・淡路大震災発生から17年、ボランティアについて考える | NewsCafe

阪神・淡路大震災発生から17年、ボランティアについて考える

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今から17年前の1995(平成7)年1月17日、淡路島北端を震源とする阪神・淡路大震災が発生。マグニチュード7.3、震度7の激震を記録した。その際、政府の対応の遅さや悪さが批判される一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化し、これをきっかけに、「ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る」という目的で、1月17日は「防災とボランティアの日」と制定され、翌年から実施されるようになった。
そこで、今回はボランティアについてのこんなテーマ――「仕事休んでボランティア コレってアリ?」。NewsCafeアリorナシで実施したアンケートの結果と寄せられた声をご紹介しよう。

【アリ…47%】
■有休の使い方は個人の自由。
■休暇使うならOK困ったときは、お互いさま。
■なかなか出来ない事だから良いのでは?
■被災地に出向いた人がいた。尊敬した。
■できる環境ならば、したい。
■会社で役立たずでも世の為になるなら…。
■うちにはボランティア休暇制度があるから。

【ナシ…53%】
■何か違う。
■仕事があるなら仕事が優先。
■自分のすべき事はきちんとする。仕事は仕事。
■どんなボランティアかにもよるのでは?
■ボランティアだけが支援じゃない。
■自己満足…そんな言葉がよぎった。
■仕事と仕事の合間でお願いします。
■仕事を休める人は、良いと思うけど。無理!
■自分がボランティアに助けられる側に回るぞ。

【ナシ】が【アリ】をわずかに上回ったが、ほぼ同率となった。【ナシ派】は「仕事を犠牲にしてまではナシ」という声が多く、中には「自己満足」といった厳しい声も。対する【アリ派】は「有給であれば」という条件を挙げたうえでの選択が大多数だった。

阪神・淡路大震災を超える被害となった、昨年3月11日の東日本大震災。傷跡の癒えない被災地では、未だボランティアの手を必要とし、支援をつどっているところもある。「防災とボランティアの日」であるきょう、今一度ボランティアについて考えてみてはいかがだろうか。
《NewsCafeアリナシ》
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