本当のイケメンは…「カッコ付けてない人」!? | NewsCafe

本当のイケメンは…「カッコ付けてない人」!?

恋愛 ニュース
アコースティックギターとパーカッションという生楽器の温もりで「懐かしさと新しさ」を繊細に生み出す二人組ユニットのカケラバンク。自分のこと、家族のこと、生きること、愛することに対して、心の中に誰もが抱える見たくない痛みや悩みたち。でも、その小さなカケラと日々向き合う作業こそが「本当のポジティブ」なんだと彼らは言う。櫻井幹也のダイレクトな歌詞と声、伊藤弘の感情的な打楽器が奏で届ける──。

NewsCafeでは、そんなカケラバンクのコラム連載を11月1日より4週連続でお届けしていく。第2回目のコラムは、「イケメン」を目指す男性たちへ……。

◆「イケメン」になる方法って?

テレビに出るような俳優やミュージシャン。「イケメン」とも呼ばれる彼らに影響されたような装いで、駅のホームにある鏡の前で前髪を延々といじくり回している男性がいた。

今風のその男性を見ていて、何か違和感を感じ、その理由を考えてみた。

殆どの人が外出する時、自分の今一番カッコいいと思う髪型をセットして、おしゃれだと思う服装で決め込みたいと思うだろう。

車内で化粧する女性にも通じるが、他人の目を気にしてカッコつけてるのに、「カッコつけてる段階の姿」は見られてもいい。それは、なぜか……。
きっと、見て貰いたい人・好意を持って貰いたい人以外は、まったく気にしていないのだ。

でも、彼らが目指すような「イケメン」の俳優やミュージシャンは、沢山の人が通るような場所で、前髪を何分もいじくり回さないはず……。

だって、「カッコいい男性」は「カッコ付けてない人」だと思うから。

矛盾しているように聞こえるけれど、己をしっかり知って背伸びもしない。今の自分に自信を持っていて、誰かの真似じゃなく自分に合った話し方と服装をこなしている人。

そんな人だからこそ、カッコ付ける事がダサイ事だと知っている気がする。

そういった事をまだ知らない『カッコつけてる俺ってカッコいいでしょ?』って思っている人達に、早く気づいてほしい。

【第3回目のコラムは、11月17日(木)掲載予定】

[文・櫻井幹也(カケラバンク)、写真・伊藤弘(カケラバンク)/11月2日にニューシングル「バトンタッチ」を発売したカケラバンク。11月20日にタワーレコード梅田大阪マルビル店でインストアライブが決まっている。詳細はカケラバンクオフィシャルHPまで(http://www.doublewing.co.jp/kakerabank/)]
《NewsCafe》
page top