新緑の季節となり都心の公園や街路樹、住宅街のお庭や、田舎の山々も、たくさんの酸素を吐き出してくれています。そんなときは、思いっきり深呼吸して新鮮な空気をたくさん吸いたいですよね。
最近はヨガやランニング、太極拳、瞑想や座禅など、呼吸を意識したボディワークなどが注目されています。当たり前ですが呼吸は生命の源。呼吸によって生かされています。緊張やストレスが強かったり、怒りや不安などのネガティブな気持ちになったり、誰かを中傷したり罵倒したり。
そんなときは呼吸が浅くなってしまっているのです。酸素が身体や脳にまわらないため、身体も固くなり力が入り、心も窮屈な感じになります。何かを考えたり、新しいことを発見したり、人の気持ちを理解したりすることは、難しくなります。
自分にストレスや緊張を感じたら、まずは身体に意識を戻すのが大切。今回は「呼吸法」のヒントを紹介しましょう。
まずは目を閉じて、自分の身体の重みを感じて下さい。地に足が着いているか、足の裏で大地の支えを感じられるか、大地に着いた足の裏から地球にストレスを逃がしているイメージを持ちます。
鼻から大きく新鮮できれいな空気を吸い込みます。少し息を止めてから今度は、身体全体から重たい不快なものを吐く息とともに外に出します。
呼吸に集中して何回か繰り返すうちに、身体の痛い場所、頭をぐるぐるしている考え、心のざわめきなどいろんなことに気づいてきます。浮かんだことに対して、ジャッジせず、ただその事実だけを受け止めます。
「呼吸法」のヒントは、たったこれだけです。毎日、生命の源である呼吸を大切に丁寧にする時間を取ってみてください。自然とリラックスしていろいろなことに気づきやすくなります。心に余裕を持ち、自分にも他人にも優しい気持ちで毎日を過ごしてほしいと思います。
[ライター 齋藤めぐみ/コンサルタント・キャリアカウンセラーとして企業、個人のクライアントへのコンサルティングを行う。ccE,Inc 認定 GCDF キャリアカウンセラー。詳細はオフィシャルサイトまで(http://www.megumi-saitou.jp/ )(PC専用)]
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