国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者がイスラマバード郊外で殺害されたことについて、オバマ大統領はホワイトハウスで「数千人の男女、子どもを殺した責任者だ。正義が達成された」と声明を発表。一国のリーダーが「最大の成果」と称賛する一方、米首都ワシントンのホワイトハウス前には深夜にもかかわらず大勢の人々が集まり、星条旗を掲げ歓喜の声を上げた。
このニュースを受け、日本のインターネット上では「影武者が死んでんねんでー!」とビンラディン容疑者殺害の信憑性を問うコメントとともに、アメリカの民衆の反応を疑問視するコメントがあがっている。
「死んでもいい人間っているんだな。宗教的にどうなのよ。人殺して大喜びって」
「いくら大犯罪者だとしても殺害の報道でここまで喜べるって言うのは なんか日本人とは感覚が少し違う気がするなあ~俺が平和ボケしてるだけかもしれないが」
「CNNで中継してるけど、ホントに「USA!USA!」と歓声上げてる」
「支持率うpのためのでっちあげかもしれんな」
「テロリストvsテロリストの戦いに終わりは無い」
「でもアルカイダのテロ能力には何の影響もないんでしょ?」
お祭り騒ぎのアメリカの民衆に対し、"どんな理由があるにしても、人を殺していいはずがない"という冷静なコメントが多く見受けられた。
オバマ大統領は今回の会見で「成果」を強調するとともに、「今後もアルカイダとの戦いは続く」と述べた。今後、ビンラディン容疑者の殺害で、アルカイダ系のテロ組織が報復に出る可能性もあり、米政府は警戒を強めるとみられる。また、米国とパキスタンの間では米情報当局のパキスタン国内での活動をめぐって軋轢が生じており、ビンラディン容疑者の潜伏状況や米情報当局による殺害方法をめぐって両国関係の緊張がさらに高まる可能性もある。
《NewsCafe》
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