東日本大震災の被災地では、集団生活で周囲に気を遣うことでのストレスが当面の課題になる。特に女性は、トイレや授乳室の不足に加え着替えの場所がないなど、プライバシーも守られないことでより多くのストレスを抱える原因となる。
また、生理用品や乳幼児用の紙おむつ、哺乳瓶などがなく困っても、水や電気などが十分にない中では遠慮して、なかなか要望を言い出せない人も多いという。そんな時はお互いに声をかけあうことが大切だ。相手が何を求めているかを注意深く聞くことで、お互い安心感を得ることができ、ストレス軽減にもつながる。
被災地以外でも、原発関連の報道や計画停電などの影響でストレスを感じる人は多い。精神が不安定になったときには、散歩など気晴らしの時間を作り、家族間の会話の機会を増やすなどして、心身ともにストレスを回避していきたい。
《NewsCafe》
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