記憶に残るスーパースター 新庄剛志伝説 | NewsCafe

記憶に残るスーパースター 新庄剛志伝説

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日本人選手で初めてのMLB4番打者、初めてワールドシリーズにも出場した元メジャー選手の新庄剛志。プレーもさることながら、ファンサービスも旺盛、日本プロ野球復帰後も試合前に仮装して登場するなど、憎めないキャラクターでファンに愛された野球選手だ。そんな彼が残した数々の名言(迷言?)、仰天エピソードをご紹介しよう。

■エピソード
・ニュースステーションで久米宏のことを「くめっち」と呼び捨てる
・甲子園出場の母校への差し入れはバス丸ごと1台
・始球式の球はクリーンヒット。オールスターで小学生の球を打ちに行く
・1994年秋季キャンプで山内一弘コーチの「チャンスに強く、常にファンを喜ばせるだけの華がある。勝負強く楽しませる選手になれ。王貞治ではなく、長嶋茂雄を目指せ」と言われるも「長嶋って誰?」発言
・1994年首脳陣に下半身強化を命ぜられるが拒否、理由は「ジーパンが似合わなくなるから」
・1997年キャンプ中、田淵臨時打撃コーチに指導を受けるも「よくわかりませんでした」
・1998年オフ野村監督に指導を受け、「一度に言われても覚えきれません、また今度にして下さい」
・MLBに行って言葉が通じないときに英語が使えない彼は一生懸命努力してメッツの連中に日本語を教えていた
・メッツに移籍した理由は「目立つ首都にあるから」
・敬遠球をサヨナラヒット。翌日の試合前練習で敬遠球を打つ練習をする
・オールスターに代走出場。何もしてないのに大声援、何もしてないのにガッツポーズ
・ゴールデングラブの授賞式を欠席し、ベストスニーカー賞の授賞式に出席
・「新庄選手」と呼ばれるのが嫌い、「野球選手みたいだから」
・2005年残留の理由「携帯電波が悪いロッカールームにアンテナを付けてくれる事になったから」

■名言
「自分でも馬鹿だと思う」
「ベストドレッサー賞はメジャーでもらった野球の賞より嬉しい」
「お気に入りのバットが折れて、ショックで夜も眠れない・・・」
「お気に入りのバットが折れてちょっと不安だったけど、どんなバットでも一緒だと思いました」
「野球って見ていて何が楽しいんですか?」
「毎日が日本シリーズなら4割打てるよ」

とんでもないキャラクターだが、プロ野球関係者からの評価は高い。イチローは「僕はヒットに出来るボールを、ヒットになる打ち方で打っているだけ、ヒットに出来そうに無いボールを、毎回違うフォームで打っている新庄さんこそ本当の天才です」と言わしめている。

一見ふざけたように見えるが、野球にたいして真剣な新庄。
不本意な成績でゴールデングラブ賞を受賞した際、新庄はこう発言している。
「今年のオレのゴールデングラブ賞はおかしい。1年間この賞を心の中で目指して取り組んでいた選手に申し訳ない。来年からは、印象ではなく数字で選んで欲しい。そうでないとこの素晴らしい賞の価値がなくなってしまう。」

ファンに愛されたスーパースター。引退後は「ムービースターんみなりたい」と話していたが、現在は"レハサフ コロニー"という会社を設立し、横浜ベイスターズに今季から移籍した森本稀哲のマネジメントなどを行ったり、スプレーアートにのめりこみ、アーティストSHINJOとして活動しているらしい。今後も新庄から目が離せない。
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