THE RAMPAGE長谷川慎&古屋呂敏、1日2回の“ハグ日課”から生まれた固い絆「キュンとしてしまった」撮影終わりのサウナ裏話も<「恋をするなら二度目が上等」インタビュー前編> | NewsCafe

THE RAMPAGE長谷川慎&古屋呂敏、1日2回の“ハグ日課”から生まれた固い絆「キュンとしてしまった」撮影終わりのサウナ裏話も<「恋をするなら二度目が上等」インタビュー前編>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた古屋呂敏、長谷川慎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/19】MBS/TBSドラマイズム枠ドラマ「恋をするなら二度目が上等」(MBS:毎週火曜24時59分~、TBS:毎週火曜25時28分~)でW主演を務めるTHE RAMPAGEの長谷川慎(はせがわ・まこと/25)と俳優の古屋呂敏(ふるや・ろびん/33)にモデルプレスがインタビュー。前編では、同作で初主演を務める2人の心境から初対面の印象、撮影現場での日課などを語ってもらった。

【写真】長谷川慎&古屋呂敏、肉体美際立つ“入浴ショット”

◆長谷川慎&古屋呂敏W主演「恋をするなら二度目が上等」

本作は、十数年ぶりの再会を果たした元恋人たちの、30代ならではの現実味を帯びた“アゲイン”ラブストーリー。ビジネス誌の編集者で、現実思考な30歳・宮田晃啓を長谷川、売れっ子の大学准教授・岩永崇を古屋が演じる。

◆長谷川慎&古屋呂敏、初主演への想い・家族の反応は?

― まず、お二人が演じる役柄について教えてください。

長谷川:僕が演じる宮田晃啓は、すごく仕事熱心で真面目ですが、崇に会ってしまったことによって高校生のときの過去の恋愛を思い出し、仕事にも集中できなくなり、どんどん恋におちていく役柄です。

古屋:岩永は32歳でコラムを書いている大学の准教授です。普段から飄々とした態度のため、なかなか本音が掴めなくて、常に余裕がある大人っぽい男性です。僕自身も「こんな余裕がある大人の男性っていいな」と憧れるキャラクターです。

― お二人は本作で地上波のドラマ初主演となりますが、出演が決まったときの率直な心境や周りの方の反応はいかがでしたか?

長谷川:僕は普段アーティストとして活動していて、お芝居に携わる瞬間は特別多くないのですが、いつか主演をやりたいという気持ちで、いただいた作品に対して向き合いながら、長い時間をかけてコツコツと舞台やドラマに取り組んできました。そんな自分にとって主演は一つの夢だったので、聞いたときは本当にびっくりしましたし嬉しかったです。また、作品の内容がBLとなりますが、僕が初めて務めさせていただいた役もBLで、そのときに、振り切ったBL作品を演じ切っている俳優さんをかっこいいと感じていたので、僕もいつかやりたいなと思い、数年ぶりにこのBLという作品で主演を務めさせていただけたことが、いろいろな点と点が繋がった瞬間でもあり、嬉しかったです。

古屋:僕も率直に嬉しかったです。でも同時に、お話をいただいて原作の漫画を拝見して、「どうしたらこの世界に近づけるだろう?」「この原作を愛している方々もたくさんいる中で、その期待に自分はどう応えたらいいだろう?」とずっと悩んでいたので、実は誰にも言っていなかったんです。だから情報解禁後に知った母から「あんたなんやこれ!?」「主演やるの!?」と連絡が来ました(笑)。それぐらい一気に責任感が増していましたし、この作品に選んでいただいた分、自分がどう返せるのかということをずっと考えていました。

◆古屋呂敏、長谷川慎は「信頼できる相手」最初に感じた印象語る

― 初共演となりますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

長谷川:(顔を見合わせて)いや、もうめちゃくちゃ良いです。

古屋:(笑)。そうだね、めちゃくちゃ良い!

長谷川:初めて顔合わせをしたときから、すでに壁がなかった気がします。初対面だと様子を伺ってみたりと少し距離があると思いますが、そういうのも全く感じないぐらい、すっと入っていけました。(古屋の顔を見て)現場もね!

古屋:そうだね、すごく温かい空気で撮影が進んでいると思います。僕も長谷川慎くんと顔合わせで初めてお会いする前は「どういう方が来るのかな?」とドキドキしていたのですが、まさに宮田のような、真っ直ぐでフレッシュな方で、一緒に何かを作るうえで信頼できる相手だと最初に感じました。撮影が進んでいくうちに、どんどん信頼関係が積み上がっていったので、今はどうしたら一緒に素敵な空気を作れるのか、カメラが回っていないときも「このシーンはこうだよね」とずっと話しています。

◆長谷川慎&古屋呂敏、日課は2回のハグ

― 最初に会ったときから実際にお話してみて、印象に変化はありましたか?

長谷川:会ったときは本当にフレッシュで…。

古屋:(笑)。これ言ってもいいですか?顔合わせで、まこっちゃん(長谷川)がエレベーターから上がってくるとき、僕は大きな部屋の入口に立っていたのですが、印象が違ったのか最初に素通りされたんです(笑)。

長谷川:(慌てながら)少しややこしいので簡単に言うと、事前情報の写真だと髭が生えていて、“かっこいい髭の方”という印象があった中で、入口に入ったら髭じゃない方がいたので「あ、違う方だな」と思って素通りしようとしたら「あの…崇役の…」と声を掛けていただいたんです。思わず「え!?」と驚きながら、髭と髭じゃないギャップにやられました(笑)。

呂敏さんは、滲み出るフレッシュさと優しい笑顔が素敵です。そして、すごく丁寧な方で、会った一瞬から「いい作品を一緒に作っていけそうだな」と思うぐらい好印象でした。

古屋:いや、もうフレッシュじゃないよ(笑)。まこっちゃんは、先ほど少しお話したように、本当に真っ直ぐな方だと思います。この作品は、2人が愛し合い、温かい人間関係を積み上げていく物語なので、パートナーによって作品のテイストが変わるのではないかと撮影前は少し心配もありました。でも、お会いしたときに「これだったら大丈夫だ」「まこっちゃんで良かった」とすぐに信頼することができました。というのも、初日が終わったときに、まこっちゃんが「呂敏さん、ちょっといいですか?ハグしませんか?」と声を掛けてくれたんです。僕は年上なので平然を装うかのように「もちろん」とハグをしたのですが「ハグしておきたかったんです」という言葉を受け、「一緒に走りたい」と思わせられましたし、古屋呂敏が長谷川慎にキュンとしてしまった瞬間でした(笑)。それから現場では毎日最初に会ったときと帰るときに必ずハグをして撮影に挑んでいます。

― 長谷川さんはどういった意図でハグをされたのですか?

長谷川:初めてハグをした日はクランクインの前日だったのですが、2人の仲がとても大事になる作品だと思ったので、言葉だけではなく実際にハグをして、体でこの温もりと力強さを感じて「明日頑張ろうぜ」と気合を入れたいと考えたんです。クランクインしてからも、1回ハグして気合いを入れて、1日頑張って終わったら「今日もお疲れ様でした」とハグをして…気づいたら日課になっていました。

― 古屋さんは日課としてハグをされていかがでしたか?

古屋:僕としてはすごく良いスイッチになりました。相手を想うという役柄から、その相手に対して壁を感じたくなかったんです。ただ、撮影が終わって家に帰ると、それが途切れてしまう瞬間もあると思うのですが、毎回ハグをすることによって、もう1回心と心を通わせられるスイッチになっていました。僕は長谷川くんとそうやって気持ちを繋ぎ合わせることができて良かったですし、そのおかげで生まれた2人だけの空気感が必ずあると信じています。

◆古屋呂敏「長谷川慎を好きにならないように」演じる上で“抑えていた”想い

― それぞれ演じる上で意識していることを教えてください。

長谷川:今回の作品は、自分たちだけではなく、監督と密になってこの宮田という役を作り上げているのですが、ビジュアルや言動を含め、ただ絵として宮田が“可愛い”になるのではなく、過去の恋愛を気にしたうえで滲み出る可愛さを表現したいと考えています。照れる場面も、ただ照れているのではなく、「好き」を隠しながら照れている、といった一つの感情だけで表せないニュアンスに監督もすごくこだわっています。だからこそ難しいのですが、ただの言葉では言い表せない感情を、心が揺れている様を、目線などで出すことを意識しています。

台本を読みながら、「ここはこういう風に演じよう」「前の気持ちはこうだからこうしよう」とベースは作っていますが、監督と自分の狙っているところがお互い共通でありつつも、監督が求めてくださる点はたくさんあるので、自分のベースで作ったものに対して、プラスアルファでどんどん肉付けしていきながら演じています。

古屋:飄々といることがすごく難しいです。僕の父親はアメリカ人で愛情表現が大きいタイプで、僕自身もそれを受け継いでいるので、なるべく抑えて自分の感情を宮田に伝えるようにしていました。あとは、あまり長谷川慎を好きにならないように…(笑)。人としてすごく魅力的なので、僕の想いがどんどん溶け込んでしまわないよう、ちゃんと下がるところは下がれるように気をつけていました。クランクインしてから約2週間、撮影が朝から晩までずっとありましたが、昨日(※取材時)は夕方5、6時頃に終わって、2人で撮影終わりに一緒にサウナに行ったんです。そこで話していても、「まこっちゃんって素敵だな」とどんどん想いが強くなったので、抑えるようにしています。

長谷川:抑えていたんですか?抑えないでください!

古屋:なんでやねん(笑)!

★インタビュー後編では、撮影で起きたハプニング、撮影で心がけていたことを語ってもらった。(modelpress編集部)

◆長谷川慎(はせがわ・まこと)プロフィール

1998年7月29日生まれ、神奈川県出身。「GLOBAL JAPAN CHALLENGEN」出身。2014年4月、THE RAMPAGEの候補メンバーに選出され、「武者修行」を経て、同年9月に正式メンバーとなる。そして2017年1月25日に、シングル「Lightning」でメジャーデビューを果たした。これまでの主な出演作は、ドラマ・映画「PRINCE OF LEGEND」(2018・2019)、ドラマ「顔だけ先生」(2021)、「シガテラ」(2023)、「自転しながら公転する」(2023)、映画「HiGH&LOW THE WORST X」(2022)など。

◆古屋呂敏(ふるや・ろびん)プロフィール

1990年6月2日生まれ、京都府出身。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。
日本の高校を卒業後、ハワイ州立大学、のちにマサチューセッツ州立大学アマースト校に進学。俳優のみならず、カメラマン、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動し、「CHANEL」「FENDI」などのハイブランドの映像制作を手掛けるほか、俳優の鈴木仁のカレンダー撮影も担当。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年には第2回写真展「Love Wind」を開催した。これまでの主な出演作は、ドラマ「仮面ライダーセイバー」(2020)、「逃亡医F」(2022)、「VIVANT」(2023)、「結婚予定日」(2023)、「インターホンが鳴るとき」(2023)、Netflix恋愛番組「オオカミちゃんには騙されない」(2023)など。

◆「恋をするなら二度目が上等」第3話あらすじ

「崇とは恋人にならない!」そう宣言した宮田晃啓(長谷川慎)だったが、海外帰りの岩永崇(古屋呂敏)から、まるで恋人かのように高価なお土産を渡されたり、強引にランチに誘われたり…相変わらず崇のペースに狂わされていた。

一方、宮田は新しいWEB雑誌のリーダーを務めることになり、崇に新連載を依頼しに行くが、助手・白石優人(高松アロハ※「高」は正式には「はしごだか」)からまたもや皮肉交じりのことを言われてしまう。そして、原稿の締め切りとなっても崇と連絡が取れなくなってしまい…事件勃発。しかし、宮田が向かった先は、電波もつながらない山奥の秘湯で…。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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