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二人組ユニット「カケラバンク」コラム連載がNewsCafe独占スタート!

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アコースティックギターとパーカッションという生楽器の温もりで「懐かしさと新しさ」を繊細に生み出す二人組ユニットのカケラバンク。自分のこと、家族のこと、生きること、愛することに対して、心の中に誰もが抱える見たくない痛みや悩みたち。でも、その小さなカケラと日々向き合う作業こそが「本当のポジティブ」なんだと彼らは言う。櫻井幹也のダイレクトな歌詞と声、伊藤弘の感情的な打楽器が奏で届ける──。

NewsCafeでは、そんなカケラバンクのコラム連載を11月1日よりお届けしていく。第1回目のコラムは、子どものいるママたちへ……。

◆子どもができた女性について

ベビーカーを押している女性が、駅のホームで疲れた顔をしながら、手をウチワ代わりにしていた。

よく言われるように、子どもが出来た時、女性は「女」から「母親」に代わる。

それは生物学上当然の事だし、愛情を注ぐ対象が夫から子どもへと移らなくてはいけない。優先順位が変わり、自分の遺伝子を持った無力な存在を保護する事に、生活を捧げるようになるからかもしれない。

けれど、今まで休日を、デートや友人との時間に費やしてた生活から、24時間体制で育児をする、休日という概念などなくなった生活へ変わった時、多大なるストレスが母親に圧し掛かる。

そんな母親達のストレスを緩和するには、家族や地域のサポートが必要不可欠。それがない家庭での子育ては、親も子どももノイローゼになってしまうのは否めない。

つまり地域社会のサポートが昔より希薄になった現代では、一番の頼りである「夫」も「男性」から「父親」に役割を切り替え全力でサポートしていかないといけないのだ。

「育男(イクメン)」という言葉の流行は、広めたメディア側だけではなく、それを切望している人達との間で、需要と供給が合致した証だと思う。

だからこそ、最近親となった私は今まで街角では余り見向きもしなかった「母親」に、思わず「お疲れ様です」と心で呟いてしまう。一瞬目と目が合った時には、自然と軽く会釈もしてしまうようになった──。

【第2回目のコラムは、11月10日(木)掲載予定】

[文・櫻井幹也(カケラバンク)、写真・伊藤弘(カケラバンク)/11月2日にニューシングル「バトンタッチ」を発売するカケラバンク。11月4日にタワーレコード新宿店、11月20日にタワーレコード梅田大阪マルビル店でインストアライブが決まっている。詳細はカケラバンクオフィシャルHPまで(http://www.doublewing.co.jp/kakerabank/)]
《NewsCafe》
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