石原さとみ、出産後初の主演映画で生きた“実体験”とは 仕事と子育ての両立も語る【ミッシング】 | NewsCafe

石原さとみ、出産後初の主演映画で生きた“実体験”とは 仕事と子育ての両立も語る【ミッシング】

芸能 モデルプレス/ent/movie
特別試写会に出席した石原さとみ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/05/09】女優の石原さとみが9日、都内で行われた映画「ミッシング」(5月17日公開)公開直前「母の日」特別試写会に、フリーアナウンサーの三田友梨佳とともに出席。子育てと仕事の両立について語った。

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◆石原さとみ、出産後初の主演映画への思い

本作は、常に観客に衝撃を与え、想像力を刺激する作品を発表し続ける吉田恵輔監督(※「吉」は正式には「つちよし」)が、雑音溢れる世の中で生きるわたしたちが抱える問題をえぐり出し、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を、リアルにかつ繊細に描いた感動作。娘の失踪により徐々に心を失くしていく母親・沙織里を石原が、娘の行方を探し続ける家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田を中村倫也が演じる。

2022年に第1子を出産し、本作が出産後初の主演映画となった石原。4年前に台本はもらっていたそうで「そのときは母親役にピンと来ていなくて想像でしかなかったんですけど、子を産んだ後に撮影ということで、子どもが生まれてから読んだときの衝撃は苦しくて開けなかったくらい覚悟がいる作品だったなと思います」と回顧し、「パンフレットに台本もつくので、セリフを読んでいただけたらわかるんですけど、セリフじゃない部分をけっこう撮影していて、その部分は本当に自分に子どもがいなかったら想像できなかったなという感情がたくさんあって、自分の実体験が生きている役だなとすごく感じました」と噛み締めるように語った。

◆石原さとみ、子育てとの両立語る

また、子育てと仕事の両立はできていたか尋ねられた石原は「本当に大変でした。もう本当に大変でした(笑)」と苦笑し、「『ミッシング』の撮影に関しては3週間で終わったので、正直、役に没頭できたのもありますし、家族とシッターさんの助けを借りて乗りこえた感じだったんですけど、正直に言うと連ドラのほうが撮影期間が長かったので、その期間に(子どもが)病気になったりして、子どもの病気と1番大変なシーンが重なったときはカオスでした」と告白。

「すごく大変でしたね。ずっと抱っこだったので腰が痛すぎて、病気もけっこう多かったんですよ、この1年」と続け、「特に1歳を超えたあたりから本当に増えまして、いつ落ち着くんだろうって…。友だちの友だちに『小学校に上がったくらいかな』って言われて“先だなあ…”って(笑)」と振り返った。子どもから風邪をうつされることもあったそうだが「昨年2回もらったかなってくらいでした。しかも私自身は熱は出てないです」とコメント。三田から「やっぱり母は強いですね」と声をかけられると、「思いました!なんでこんなに看病してるのに私だけうつらないんだろうって。不思議です」と吐露した。

◆石原さとみ、仕事&子育て両立の工夫とは「いつも演じています」

さらに、子育てとの両立で工夫していることを聞かれた石原は「少しだけでも寝ます。一瞬だけでも。たまたまベビーカーでお散歩に行ったときに寝てくれたら、いつも通り過ぎてるカフェにでも寄ってみようかなと思って、ラテでも買ってみて一瞬フリーズみたいな(笑)。ちょっと風を感じようみたいなことはあります(笑)」と回答。「仕事に行くというのを悟られないようにする。いつもと何ら変わらないよって。寝かしつけた後に仕事に行くと思われないように、いつも演じています(笑)」と打ち明けた。

「母の日に何がほしい?」というアンケートでは、1位が「自分だけの時間」だそうだが、石原は自分だけの時間があったら何をしたいか尋ねられると、少し悩んだ後「友だちと過ごしたいです。昨年に友だちができたんです。私の親友から『(親友の)友だちが結婚して名古屋から東京に引っ越してきたんだ』って聞いて、会わせてもらったらすっごく仲良くなって、30代後半で毎日でも会いたくなるくらいの友だちができました」とコメント。「すごく幸せなんです。本当に楽しくて、幸せで、子どもの話もたくさんできて」と語り、「自分が好きな教育法があるんですけど、そのお話もすごく詳しくて、いっぱい学びがあって、その人は根明のポジティブな人間なんです。チャージされます」と嬉しそうに話した。

◆石原さとみ、SNSとの向き合い方も明かす

イベントでは、この日集まった女性客からの質問に、石原と三田が答える企画も行われ、SNSでの誹謗中傷などが描かれている本作にちなみ、「SNSに接するときに気を付けていることや意識していることはありますか?」と聞かれると、石原は「基本的に見るタイプではないんですが、見たとしても相当バイアスがかかっていると思っています」と回答。「アクションを起こそうとする人って、ネガティブなコメントをする傾向があるのかなと思うので、コメントが入ってきたとしても中央値としては見ていないです」と続け、「だからこそ、見るものなのかどうなのかわからなくて、忙しいのもありますし、ケータイをいじっているとすぐ子どもに取り上げられるので(笑)、見なくなりましたね」と答えた。

加えて「本当に大切な人にその言葉を伝えられますか?というのはすごく思います」とも話し、「肩がぶつかったとして、知らない人だったら『何だよ!』ってやりとりがあったとして、それが友だちだったら『ごめんごめん、大丈夫?』ってなるじゃないですか。知り合いだったらすぐに謝れることも、知り合いだったらしなかったことも、目に見えないというか、わからない人に対してはすごく積極的になれてしまうのが怖いなと思いますね」と吐露し。「何かアクションを起こすときに、あなたの大切な人だったらって思って一瞬でも踏みとどまってほしいなって思いますね」と呼びかけた。(modelpress編集部)

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