目黒蓮、月9でフジドラマ初主演決定 「silent」チーム再集結で“親子の愛”描く【海のはじまり】 | NewsCafe

目黒蓮、月9でフジドラマ初主演決定 「silent」チーム再集結で“親子の愛”描く【海のはじまり】

社会 ニュース
「海のはじまり」(左から)目黒蓮、泉谷星奈(C)フジテレビ
【モデルプレス=2024/05/08】Snow Manの目黒蓮が7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』(毎週月曜よる9時~)で主演を務めることが決定。社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年10月期/フジテレビ系)の脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健が再び集結し、「親子の愛」をテーマにした完全オリジナル作品を届ける。

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◆「海のはじまり」目黒蓮主演で「親子の愛」描く

物語の主人公となるのは月岡夏(つきおか・なつ/目黒)。大学時代にふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と幸せな日々を送っていた。しかし就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が自分の知らないところで自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いを馳せる。

今作において1つの大きなテーマとなるのが「親子の愛」。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある「親と子」の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく作品をこの夏届ける。

◆目黒蓮、フジ連ドラ初主演で月9

今回がフジテレビドラマ初主演であり、“月9”で親しまれているドラマ枠で初主演を務める目黒が演じる夏は、都内の印刷会社で働く28歳の青年。3歳の時に両親は離婚し、母親に引き取られた過去を持つ。その後、母親が再婚したことで血のつながっていない父親と、3歳下の弟がいる。夏は高校を卒業後、都内の大学へ。その大学の新入生歓迎会の場で水季と出会う。最初は話す言葉や考え方から「変な子だなぁ」と思っていた夏だったが、そのペースが心地よく、自然と距離が縮まっていったことで水季と付き合うように。しかし2年生の冬、水季から一方的に別れを告げられてしまう。その後、大学も辞めてしまった水季と会うこともなく卒業し、そのまま就職。今も大学時代と変わらず同じアパートに住んでいる。「んー」が口癖の夏は、その曖昧な返事に対して「“うん”と“ううん”の間みたいな返事やめれる?」と冗談でツッコまれることも。また、めんどくさいことや頭を使うことなどを避けるようにして生きてきた部分もあり、特に大きな挫折を経験したこともなく生きてきた。そんな夏が、別れて以来7年もの間会うことがなかった水季の死をきっかけに、自分と血のつながった娘の存在を知ることになる。

主人公の夏を演じる目黒にとってフジテレビ系ドラマへの出演は『silent』(2022年10月期/フジテレビ系)以来、およそ2年ぶり。目黒はダンスを得意とし、魅力的で個性豊かなメンバーがそろう9人組グループSnow Manのメンバーとして2020年に『D.D./Imitation Rain』でCDデビュー。同年に発表した作品を対象とした『第35回日本ゴールドディスク大賞』では「ベスト5ニュー・アーティスト」をはじめ計7冠を受賞するなど、デビュー時から注目を浴びた。さらに翌2021年の同大賞で、“最も活躍したアーティストに授与”される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の初受賞を果たすと、その勢いは止まらず3年連続で受賞。まさにデビューから衰えぬ勢いで活動を続ける、令和を象徴するトップアーティストであり、音楽のみならず現代のエンターテインメント界をけん引するアイドルグループの一員として活躍している。

また、目黒の活躍は音楽活動だけでなく、『教場』(2021年/フジテレビ系)で髪を短く切り、鋭い観察眼を持った生徒役という難しい役どころを演じきったことも話題になったほか、『第46回日本アカデミー賞』にて優秀助演男優賞と新人賞を受賞した映画『月の満ち欠け』や、映画『おそ松さん』(2022年)、『トリリオンゲーム』(2023年7月期/TBS系)など、さまざまな役どころも見事に演じ分けるなど、注目の若手俳優の1人である。

特に『silent』は、その繊細で丁寧な演技力が話題を呼び、『東京ドラマアウォード2023』で助演男優賞を受賞したほか、『第31回橋田賞』や2024年の『エランドール賞』で新人賞を獲得するなど、俳優としての評価を高めるきっかけとなる作品でもあった。今作では再びその『silent』チームとタッグを組むことになる目黒は「やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました」とコメント。さらに自身初となる役どころに関しては「脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という一人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来て欲しいです!」と、演じることになる夏というキャラクターにも思いを寄せた。

◆「silent」チームが再集結

本作の脚本を務めるのは、『silent』で鮮烈な“脚本家デビュー”を果たした生方美久。生方は2021年に『第33回フジテレビヤングシナリオ大賞』で大賞を受賞。その若手脚本家の登竜門とも呼ばれるコンクールで大賞に輝いた作品『踊り場にて』(2021年/フジテレビ系)はドラマ化され、その世界観の繊細さとセリフの浸透力が見る者の心をつかんだ。2022年には、その才能にほれ込んだ村瀬健プロデューサーの抜擢により、“木曜劇場”という伝統あるプライムタイム枠で完全オリジナル作品『silent』を手がけてデビュー。さらに昨年秋には村瀬プロデューサーとのタッグ2作品目となる木曜劇場『いちばんすきな花』にて、「クアトロ主演」という新しいスタイルで描かれた4人の男女による「友情」の物語を見事に表現してみせた。

そんな生方にとって3作品目となる本作で描くのは「親子」の物語。今回、その生方を見出して抜擢し、タッグを組むことになる村瀬プロデューサーも「今や、生方さんの才能に関しては僕が言うまでもないですが、その生方さんと一緒に描きたいと思っていた一番のテーマが今回の親子の物語です」とコメントしている。

本作の演出は、木曜劇場『silent』にて同じ思いを共有し、丁寧に作品作りに取り組んだ、今最も注目を集める若手クリエイター・風間太樹と、今作が3作連続での生方作品ということで誰よりもこの脚本が描く世界観を知る高野舞(※「高」は正式には「はしごだか」)、そして『いちばんすきな花』にて生方作品に初めて触れ、その言葉を見事に映像に落とし込んだジョン・ウンヒの3人が担当することも決定。また、本作の音楽を担当するのは監督たちと同じく、『silent』『いちばんすきな花』と生方作品を彩ってきた作曲家・得田真裕。村瀬プロデューサーとのコンビとしては、2016年の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で月9ドラマも手掛けており、その美しく繊細な音楽は、メロディーを聴いただけでドラマのシーンを思い出して泣いてしまうと、多くのドラマファンの心に深く刻まれている。

脚本だけでなく、作品作りの要となる演出を担う監督や音楽にも、特別な思いをもった布陣がそろったことに村瀬プロデューサーも「このドラマの世界を描き出すにあたり、これ以上ない、最高最強、パーフェクトな布陣です」とコメントしている。

◆「海のはじまり」目黒蓮&泉谷星奈キービジュアル公開

さらに今回の情報解禁と同時に、本作のキービジュアルも公開。夏と海がのぞかせるそれぞれの表情と、息をのむほどに美しい海岸線。くみ交わされているであろう言葉と、2人の間に流れている時間が、日常の1ページのようでもあり、この物語が表現しようとしている尊く特別な瞬間にも見える1枚に仕上がっている。

本作のビジュアルを手掛けたのは『silent』でもビジュアルを担当した吉良進太郎氏。吉良氏はこれまで『シャーロック』(2019年10月期/フジテレビ系)や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK総合)といった話題作などを担当したほか、映画『キングダム』(2019年)をはじめ、映画『東京リベンジャーズ』(2021年)、映画『キャラクター』(2021年)、映画『マスカレード・ナイト』(2021年)といった、数多くの話題作のキーアートを次々と世に送り出してきた。今作でも作品に込められた思いを見事にくみ取った表現になっている。

ついに月9初主演を迎える目黒が、自身にとって新たな挑戦とも言える役どころをどのように感じ、表現してくれるのか。完全オリジナル作品となる月9ドラマ『海のはじまり』は7月スタートする。(modelpress編集部)

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