さらに、アルバム『AWARD』の制作にあたり事前に行った「10th Anniversary AWARD <楽曲投票>」で“MVが観たい楽曲”の投票1位に選ばれた「セラヴィ」をWEST.のイメージとは一線を画して無機質な世界でセクシーに、“最強ラブソング”1位に選ばれた「何万回だって『君が好き』」を爽やかな白衣装で歌い上げる。今回のライブで初パフォーマンスとなる「絶体絶命」は上下左右4面のLEDに囲まれながら、アグレッシブなダンスでファンの視線を奪った。
◆ライブで“5年ぶり”コント披露
また、「LIVE TOUR 2019 WESTV!』以来5年ぶりとなるライブでのコントコーナーも。今回披露したのは、WEST.が長きに渡りストーリーを展開しているコント「中間ん家物語」。小学生になった三男・のぞむ(小瀧望)が天才発明家へ成長しているところからスタートし、のぞむが開発した“こたえたくな〜るライト”を軸にコントを展開していく。長男・崇裕(濱田崇裕※「濱」は正式には異体字)が次男・だいき(重岡)にライトを向け「コウメ太夫さんのモノマネしたくな〜る」と“こたえたくな〜る”の用途を無視した言葉を唱えると、だいきは甲高い声で「チャンチャカチャンチャン…」とリズムに乗り「公演で散歩をしていたら〜犬がいました〜チクショー!」とコウメの十八番ネタを披露。その後、だいきはおじいちゃん・桐山照史に対し「パンパカパ〜ン!パ〜ン!ってやりたくな〜る」「“公演で散歩をしていたら〜”の続きをやりたくな〜る」などと無茶振り。だいきの「パンパカパ〜ン!パ〜ン!」を振り切って再現した桐山は「公演で散歩をしていたら〜家がわからなくなりました〜チクショー!」とコウメのリズムネタもやり遂げ、会場は笑いに包まれた。
その後、「10th Anniversary AWARD <楽曲投票>」で“好きな楽曲”1位に輝いた「アンジョーヤリーナ」を10年間のメンバーの軌跡の映像を背負って披露。濱田が「皆さん僕たちはまた必ず会えますよ!絶対会えますからねー!」、藤井が「10年間本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いします!またね」、重岡が「健康だったら何でもOKです!また会いましょう!」などと挨拶をして本編を締めくくった。