三浦翔平“オネエ役”抜けず 無意識での行動明かす「やばいね」<やわ男とカタ子> | NewsCafe

三浦翔平“オネエ役”抜けず 無意識での行動明かす「やばいね」<やわ男とカタ子>

社会 ニュース
『やわ男とカタ子』記者会見に出席した三浦翔平(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/08/05】俳優の三浦翔平が5日、都内で開催されたテレビ東京 ドラマプレミア 23『やわ男とカタ子』(8月7日23時06分スタート)記者会見に女優の松井玲奈とともに出席。“オネエ役”が抜けず、無意識にしていた行動を明かした。

【写真】“オネエ役”演じる三浦翔平

◆三浦翔平&松井玲奈「やわ男とカタ子」

『FEEL YOUNG』(祥伝社)で人気連載中の長田亜弓による同名作品を実写化。イケメン弁護士というハイスペックで、一見クールに見えるが実はズバッと物申すオネエの「やわ男」こと小柳睦夫(三浦)が、ある日合コンで出会ったこじらせ喪女の「カタ子」こと片桐藤子(松井)を喪女から脱却させようとする姿、そしてそんな2人が織りなす恋模様を描く。

◆“オネエ役”三浦翔平、妻・桐谷美玲からの一言を回顧

本作へのオファーについて三浦は「お話をいただきまして、1回本を読みますということでお借りしたんですね。原作を。そのときにうちの妻がたまたま観ていた作品で『すごく面白い作品だよ』って言ってくれたんですよ」と妻・桐谷美玲からの一言を回顧。

「内容をバーッて見ている時に、すごく面白い内容だったんですけれども、これを演じるのかというところで、ちょっと悩みましたけれども。今までやったことがない役だったので、チャレンジという意味で『やらせていただきます』ということを言わせていただきました」と振り返った。

そこで桐谷も楽しみにしているのではないかと問いかけられると「ちょっとね、恥ずかしいですけどね」と照れ笑いを見せていた。

◆松井玲奈“こじらせ喪女役”と自身重ねる

一方の松井は「私もお話をいただいて漫画を読んだんですけれど、少女漫画というかラブコメを読んで一喜一憂を一緒にしながら、ドキドキしたり、ちょっと照れてしまったり、わーきゃーしながら漫画を読んだのがとても久しぶりで。これが映像になったらきっととっても面白い作品になるんだろうなと思って読んでいました」とにっこり。

また「藤子という人物が、なんだか自分を見ているような気持ちにもなりながら。彼女のちょっと自信がないけれども、いろんなことに挑戦していこうというその真っすぐな姿勢が、読者の方たちの共感を呼んでいるのかなと思ったので、彼女をしっかり演じられるように、自分なりに考えていきたいなと思いました」と振り返り、自身と重なる部分があったのか問われると「ありすぎて大変でした(笑)」と語った。

◆三浦翔平、演じる上で難しかった点は?

演じる上で難しかった点を聞かれた三浦は「難しいですよ(笑)。小柳という人間自体が、性のことで昔悩んで、この現代社会に生きづらさを感じている人間なんですけれども。そういうバックボーンもありつつ、やっぱり自分は自分のままでいいということで、おネエ口調で喋って。動きだったり仕草っていうのも、原作にもね、通称ほげ散らかしているというんですけど、ほげ散らかしているので。これをどうやってやればいいんだろうなっていうのは、最初はすごく悩みました」とコメント。

「僕の周りの友人だったり、YouTubeとかでおネエを探して。YouTuberの方なんですけれど、すごく参考にさせていただきまして。なんとその方が何話目かで出てくださっているので。そこはすごく感謝を伝えました」と明かした三浦は「ヒントというか、ほぼまんまもらいましたね。使える部分は全部もらいました」と笑顔を見せていた。

◆松井玲奈、三浦翔平の芝居に驚き

三浦から芝居の印象を問われた松井は「全然今まで抱いていた印象と違って。初日はすごくびっくりしましたし。でも三浦さんが演じる小柳さんから、いろんな小柳さんのバージョンが出てくるのが、今は現場で楽しみでしょうがない」と返して「三浦さんが台詞を喋ると、現場がわっと笑いが起きる瞬間がたくさんあるなと思います」と笑顔で語った。

また自身の芝居について松井は「漫画自体がコメディタッチな部分も多くて。彼女のちょっと卑屈な部分だったりマイナスな思考に走っている瞬間っていうのが、コメディタッチに描かれている部分と、すごくシリアスに描かれている部分が分かれているんですけど、それを映像にしたときに、どこまでコメディにしていいのかっていうのが、バランスを取るのが難しいなと思って。それは監督と話しながら1つひとつ撮影をしていっていました」と話していた。

◆三浦翔平“オネエ役”抜けず無意識での行動明かす

役と似ている部分を聞かれた三浦は「最近は小柳に浸食されつつあって。家でも小指を立てたり」と発言。松井が「『私ね』って言って喋っている」と報告すると、三浦は「やばいね」と照れ笑い。会見中の姿勢からもおネエ感が漂っていた三浦は「この服でいるとだめね」「数時間前まで一緒にやってたもんね。そうよ」とおネエ言葉を使う一幕もあり「20時くらいになってくると、やっとおネエが抜けてくる」とも明かしていた。

松井は「わーって急にスイッチが入って喋るんですけど、喋っている途中で急に我に返って『ああ、なんかすいません。いっぱい喋っちゃって。ごめんなさい』っていうのが、藤子もよくあるんですね。基本的な思考の働き方みたいなものは似ている部分が多いなと思って。藤子を演じていると、自分もどんどん『なんだか申し訳ないです』という気持ちでいることが多いです」とコメント。

「私もちょっと浸食されている感じがあります。日常生活でも『私なんて』という言葉が増えつつあるんですけど、今撮影している本編が、藤子がステップアップして前向きになっていっているところなので。それに合わせて私もすごく前向きな気持ちで生きていけるようになってきています」と続けていた。

◆三浦翔平、松井玲奈らとの2丁目シーンは「獣の集まり(笑)」

松井は筧美和子や谷まりあとの共演シーンにも言及し「本当に和気あいあいと楽しく女子会をしていて。撮影の中で実際に出てくる2次元のコンテンツがあるんですけど。それを基に、自分の好きな人がアイドルを好きだったらどうする?みたいな話とかをしながら盛り上がったりしていました。楽しかったです」と笑顔。

三浦は「藤子たちといるとき以外は2丁目にいるので。朝イチの2丁目ほどきついものはないですね。2丁目のバーのシーンなので、夜設定なんですよ。お酒も飲みながらっていうシーンなので、テンションが基本的に高いんですね。バーのママ(役)の皆川(猿時)さんがまあすごいんですよ。パワーが。実際のおネエの方も出てくださって。バーのシーンは本当に獣の集まりというか(笑)。エネルギッシュな現場でございますので。いきなりギアを最大限に上げて朝イチやるんですけど、本当に2丁目のバーのシーンが終わったら、皆川さんはもう疲れていて(笑)。疲れるんですよ。あそこは」と明かしていた。

◆三浦翔平&松井玲奈、それぞれの役の印象語る

演じる役柄に対する印象を聞かれた三浦は「ジェンダーについて、この作品内でも話になるので。そういったところを今の世の中と共感してもらえたら嬉しいなというので作っているんですけれども。小柳自身も昔にいろいろあったので。そこに藤子という人間が現れてプロデュースをしていくんですけれど、そのときに一般的な普通と言われているものに対して、小柳も考えてしまうので、そこはちょっと難しかったな、なんて思っていました。ただ、小柳という人間自体はすごく優しいんですけど、しっかり芯を持っていて。構ってあげたい人なのかなって」と考えを明かした。

松井は「藤子自身も、自分が女性であること、女性として世間に求められることっていうのにすごく悩まされているというか。こうでいなければいけないんだという気持ちの中にずっといる女性なんだろうなという風に思うので。そこが見ている方にも共感していただける」と言葉に。

「同じように、生き辛さではないですけど『結婚しないの?』とか『恋人は?』『子どもはいつ産むの?』みたいな。そういう問題って人生のイベントとしても人からの質問で、たくさん緩やかな圧をかけられる。それをみんなが感じているからこそ、藤子というキャラクターがいろんな方から共感してもらえる人になっているんじゃないかなと私は感じていたので」と持論を展開した。

さらに「そこを漫画だけではなく、映像・ドラマとしても視聴者の方に感じていただいて、共感してもらえる部分になったらいいなと思いながら。そこの塩梅が難しいなと思いながら演じていました。藤子が、見ている人たちに『頑張れ!』って思ってもらわないとだめだなと思うので、それを今背負って一生懸命歩いています」とも話していた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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