青山テルマ、告白した壮絶人生の意味 | NewsCafe

青山テルマ、告白した壮絶人生の意味

芸能 ニュース
先日放送されたバラエティー「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)で、歌手、青山テルマ(29)が日本とアメリカで経験したイジメや人種差別を赤裸々に明かした。

 「番組では『強い女性は幸せなのか? 2時間SP』と題して、青山の人生を振り返ったんです。彼女はトリニダード・トバゴ人の祖父を持つクォーターで、2歳のときに両親が離婚。奈良県の田舎町で母親と2人で暮らし始めますが、そのとき、壮絶なイジメに遭ったんです」(番組制作会社ディレクター)

 どんなイジメだった?
 「幼少期から同級生と肌の色が違う理由で『黒人』『ゴリラ』など、ひどい言葉を浴びせられ続けたそうです。さらに『テルマちゃんて本当にブサイクだよね』など日常的に言われました」
 そうだったの…。
 「イジメから逃れるため、青山と母親は奈良から大阪のインターナショナルスクールに往復4時間かけて通うことになりました。しかし、年間200万円の学費が払えず、今度はアメリカに移住したんです」

 多民族国家のアメリカなら、イジメもなかったでしょう?
 「ところが、アメリカではアジア人としてイジメを受けます。青山は『ガンガン無視されるし、辛かったむちゃくちゃ。日本に帰りたかったもん』と当時をふり返りました」

 ひどすぎる…。
 「しかし、そんな環境でも青山は負けませんでした。教会の聖歌隊に参加してゴスペルを学び、歌に居場所を見つけたわけです」

 偉いね!
 「しかも日々腕力を磨き、差別する奴らには先制攻撃を仕掛け、笑いながら相手を殴る作戦を思いつきます。すると、怒らせたら何をするかわからないと思われ、無視や差別もどんどん減りました」

 青山はやられっぱなしではなかったんだ?
 「そう。1対1でイジメのボスにケンカを売るタイマン勝負で生き残りに成功したんです。最近、テルマはイジメを苦に自殺する若者のニュースを聞くたび、誰かの力になりたいという気持ちが強くなったと言ってます。そんな優しさが今回の告白に繋がったのでしょう」(先のディレクター)

 本来なら忘れたい差別やイジメ体験をここまで語れる青山。その精神的強さ、学ぶべき人は多そうだ。
《NewsCafeゲイノウ》
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