A LIFE、V字回復で分かった「時代の終わり」 | NewsCafe

A LIFE、V字回復で分かった「時代の終わり」

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デスク「この冬ドラマで最大の注目作『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。19日放送分の第6話で平均視聴率が15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と番組最高を記録したね」

記者「V字回復だってはやす声も聞こえます」

デスク「14.2%でスタートし、今月5日放送の4話で12.3%になったときはズルズル行ってヒトケタになるかって…」

記者「あの時は冷や冷やしてましたからねえ」

デスク「それ、主演の木村拓哉(44)のこと?」

記者「制作サイドはそう思ってましたね。ただ木村自身はそんな細かいこと気にはしてても表に出しませんよ。さすがに手間暇かけたドラマがようやく評価されたって思ってるんじゃないですか」

デスク「放送中の連ドラでトップとはいえ、木村の全盛期を知る者としては寂しいね」

記者「ま、今回数字が上がったのは裏番組がそれほど強くなかったとも言えますが、ドラマの展開も、難病のヒロイン、竹内結子(36)の手術に苦悩するスーパー外科医を木村がよく演じてるんじゃないですか」

デスク「そうかぁ…」

記者「違いますか?」

デスク「木村の演技はいつも通りだろうよ、良くも悪くも。で、今回はやっぱり小悪魔風の病院の顧問弁護士を演じる菜々緒(28)や難手術におののく未熟な医者をやってる松山ケンイチ(31)の存在が光ってるって思うよ」

記者「菜々緒は『A LIFE』放送前の8時台にNHK大河『おんな城主 直虎』にも出演中です」

デスク「松ケンだって、木村も未経験の大河で主役張ったんだから、なかなか脇も贅沢だわな」

記者「松山が出た2012年の大河『平清盛』は低視聴率でしたけどね」

デスク「ま、それはともかく、『A LIFE』の後半戦はいい勝負してくと思うぞ」

記者「ほぉ~」

デスク「経営第一主義の副院長を演じる浅野忠信(43)やのらりくらりの外科部長が及川光博(47)…と木村の演技より脇役に目が行っちゃうんだ」

記者「その結果、数字が伸びていくとしたら、木村の功績になるんですかね」

デスク「いや、逆に完全に木村の時代は終わったっていう証明になるね」

記者「なるほど…」

デスク「そのことを木村が自覚してるかどうか。彼の苦闘はこれからさ」

記者「はいはい…」
《NewsCafeゲイノウ》
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