デスク「5月に入ったけど、春改編の結果が出る中、苦戦のフジテレビ…とくに昼帯の『バイキング』の司会になった俳優、坂上忍(47)の評判はどうよ?」
記者「数字的には基本的に視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)2-3%を行ったり来たり。4%を超えることもありますが、代わり映えしないと言えるでしょう。昨年5月に記録した1.8%というワースト記録がちらつき始めています」
デスク「坂上になっても目に見える変化はなかったのか」
記者「彼の毒舌は案外抑えている印象ですね。それなり見られていはいますが、上向くには別の要素が必要でしょう」
デスク「まあ、あの枠で数字を上げたいなら、またタモリ(69)でも持ってくるしかないな」
記者「それは無理ですよ!」
デスク「何とかして坂上でテコ入れしないとな…」
記者「坂上は競艇や麻雀が大好きなギャンブラー体質でしょ?」
デスク「ああ…、年末になるとその年の稼ぎを全部レースにぶち込むらしいね」
記者「昨年暮れは仕事でそれができず、今年の正月にやったレースで大穴を取ったらそうです。それで、当面仕事でガツガツする必要はないんだとか」
デスク「その割にたくさん仕事してる印象を受けるぞ」
記者「彼は再ブレークする前から、子役上がりということもあって若手の指導や育成をしたり、芝居や映画を自分で制作したがっています。やはり、その資金を集めたいようです」
デスク「坂上って、先月放送されたNHKの『ファミリーヒストリー』で亡くなった父親のことを紹介してたけど、あれは面白かったな」
記者「父親が太宰治に憧れ、家庭を顧みずに小説家を目指したり、出版事業で失敗して億単位の借金を作って離婚したり…と坂上や母親、兄らに多大な迷惑をかけた家庭だったそうで…」
デスク「坂上の"無頼(ぶらい)"の原点を見たって思ったね」
記者「彼はバツイチで今は同棲する彼女もいますが、暖かい家庭を築くみたいな発想はない人です」
デスク「あの『ファミリー…』でも、普通は本人が知らないルーツやエピソードが紹介されると涙流す出演者が多いのに、坂上は結構平然としてたんだよね」
記者「泣いたりすると格好悪いと思ったんじゃないですか」
デスク「それもあるだろうけど、なかなか大したもんだと思ったよ。あの場でああいう態度を取れるのは修羅場を数多くくぐってきた証拠だろ」
記者「なるほど…」
デスク「坂上のそういうすごさ、本当のギャンブラー体質に火をつけられたら、もっと化ける気もするけどね」
記者「その時にこそ、フジの救世主になれることを祈ります…」
デスク「皮肉かいっ?!」
記者「ヘヘヘ…」
《NewsCafeゲイノウ》
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