デスク「NHK大河『花燃ゆ』のピンチが相変わらずだな」
記者「今月12日には9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と関係者も真っ青の視聴率になりました」
デスク「あの日は統一地方選の特番もあって、放送時間が繰り上がったから仕方ないだろ…」
記者「まあ…それは言い訳ですけよ」
デスク「大河のヒトケタっていつ以来?」
記者「2012年の『平清盛』以来3年ぶりですが、今回はこの先も明るい材料はないですね」
デスク「翌週の19日は?」
記者「10.7%といくらか持ち直し、2週続けての不名誉は避けられましたが、タイミングが悪いことにその視聴率が出た20日にヒロイン、井上真央(28)が登場する取材&試写会があったんです」
デスク「ああ…、伊勢谷友介(38)演じる吉田松陰が死に、伊原剛志(51)が坂本龍馬役で登場…と物語は後半に向かうから、NHKとしてはなりふり構わず番宣しなきゃな」
記者「NHKとしてはドラマが新たな局面を迎えて見せ場をアピールしたかったわけですが、我々としては当然、低視聴率の話題になるわけです」
デスク「井上にとっては針のむしろ状態ってか」
記者「彼女は『主演である以上、私の力不足ですとしか言えない…』とけなげな表情を浮かべ、責任を感じていることを明かしました」
デスク「そりゃ気の毒だよ。共演の東出昌大(27)はじめ、イケメン俳優を集めた"花より男子"状態の大河にして、従来のファンがそっぽを向いたのは制作側の責任だろうよ」
記者「籾井(もみい)勝人NHK会長(72)は視聴率15%死守を厳命していたんですが、それはもうすっかり下回ったまま。今では業を煮やし、『ヒロインの井上は出さないほうがいいんじゃないか』とまで漏らしているそうです」
デスク「トップがそんなこと言い出したんじゃ、ますます井上がかわいそうだ」
記者「もちろん彼女に同情する声も多く、励ましのメールが彼女にも来ているとか。本人は『落ち込んでいても迷惑かけるし、自分にできることをやりきるしかない…』と自分に言い聞かせていたし、我々にも『あんまりいじめないでください』と泣きが入りました」
デスク「子役時代から芸能界の一線でやってきた井上にとって、初めての挫折かもな」
記者「今後、大きな役から遠ざかるでしょうし、CMのほうにも影響は出るでしょう」
デスク「とはいえ、あと半年以上はあるんだ。逆転の可能性はないでもないぞ」
記者「デスクのことだから、お色気シーンとか言い出すんでしょ?」
デスク「イケメン俳優の裸だけじゃなくて、女優陣も一肌脱ぐ覚悟をしてもらいたいね」
記者「まずは井上から…ですか」
デスク「その"女優魂"に期待しよう!」
記者「…(スケベオヤジ!)」
《NewsCafeゲイノウ》
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