今夏、2002年以来10年ぶりとなるグランプリ2人同時受賞で話題を集めた「全日本国民的美少女コンテスト」。オスカープロモーションが1987年から開催している、女性タレント発掘のためのオーディションである。米倉涼子や上戸彩ら名だたる女性芸能人を輩出しているだけあり、各メディアからの注目度も高い。
この"国民的美少女"という冠はご存知の通り、もとはと言えば後藤久美子のキャッチコピーだ。1986年に女優デビューを果たした彼女は、この謳い文句に負けない抜群の美しさで世を魅了し、美少女ブームを巻き起こしたのだった。
そして、彼女に続く美少女を発掘しようと開始されたのが前述のコンテストだが、グランプリ受賞者よりもグランプリ落選者が有名になることが多いのも特徴的だ。それだけ応募者が多く、選ぶ段階においても層が厚いことの証明だろう。今年の第13回大会は、実に応募総数10万2564通の頂点を決める熾烈な争いだったという。
そこでNewsCafeでは「"国民的美少女"といえば誰を思い浮かべる?」というアンケートを実施しました。ランキングとともに寄せられた声をご紹介します。
※回答総数…1324件
【1位】後藤久美子(68.6%)
■元祖と言えばゴクミ![男性/30代/会社員]
■たくさんの人が選出されているけど、やっぱり後藤久美子さんが一番だと思う![女性/40代/専門職]
■今では良き妻ですかね、結婚をビジネスにしてないしね。アレジ幸せ者だよ、あんたは![男性/40代/会社員]
【2位】上戸彩(8.1%)
■グランプリじゃなかったのに今輝きを放ってる。[男性/30代/自営業]
■おっさんの私でも、選択肢にある方全員の名前と顔がわかるんだから、大した影響力だ。年代的にはゴクミだが、コンテスト出身者ということなら上戸彩の印象が強い。グランプリじゃないのにね。[男性/40代/専門職]
■金八先生に出ていた頃は、本当に可愛いかった![男性/40代/専門職]
【3位】武井咲(5.3%)
■体格もしっかりしていて国外でもひけをとらない。[女性/40代/主婦]
■そりゃもちろん、あの整った顔を見れば![男性/40代/公務員]
■吉永小百合さんの再来です![女性/40代/会社員]
【4位】藤谷美紀(3.8%)
■大人になってもやっぱり美人だよ。[女性/40代/主婦]
■元祖じゃないの? むしろこの人以外考えられない。[女性/30代/会社員]
■こんなに可愛い人がいるんだと思えた。[女性/50代/主婦]
【5位】剛力彩芽(2.6%)
■見かけてすぐにも可愛と思えたから。[女性/50代/その他]
■今が旬![男性/50代/その他]
■ショートカットがいい。[男性/40代/その他]
そして6位以下は【米倉涼子(1.2%)】【忽那汐里(0.8%)】【石川亜沙美(0.4%)】【佐藤藍子(0.3%)】という結果に。
驚くべき得票率の高さで1位となったのは、元祖"国民的美少女"後藤久美子。7割近い票を獲得し「今でも大変美しい」「他に考えられない」「この人から始まったから印象が強い」「ゴクミで定着した言葉だと思う」など、支持コメントを集めている。そもそも、彼女がいなければ"国民的美少女"というコピー自体が生まれなかったのだとしたら…やはり、納得の結果と言えるだろう。そして2位にはドラマ・CMで引っ張りだこの上戸彩、3位には上り調子の武井咲がランクインした。
その他には「ここに列記した全ての方々。因みに自分は選ばれた人や、応募した全ての方々が国民的美少女だと思う。やはり日本人の女性は美しい」「うちの女房だろ」など、美の基準は人それぞれというコメントも寄せられている。
今夏の「全日本国民的美少女コンテスト」は、初開催から25周年を迎えた節目の大会だった。これからも、人の心に残る"国民的美少女"が誕生する瞬間を見つめたいものである。
[文・能井丸鴻]
[写・Ciprian Ionescu]
《Newscafeアンケート》
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