【共通テスト2026】志願者数49万6,237人(確定)現役生は減少も、既卒者が大幅増 | NewsCafe

【共通テスト2026】志願者数49万6,237人(確定)現役生は減少も、既卒者が大幅増

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2026年度(令和8年度)大学入学共通テストの志願者数
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  • 利用大学数の推移
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 大学入試センターは2025年12月9日、2026年度(令和8年度)大学入学共通テストにおける志願者数を公表した。総志願者数は前年度比1,066人増の49万6,237人。現役生は前年度比5,657人減となったものの、既卒者が6,336人増と大幅に増加した。

 2026年度の大学入学共通テストは、本試験が2026年1月17日と18日、追試験が1月24日と25日に行われる。新たにWeb出願が導入されたことで、受験票の印刷など、受験生自身が行う手続きが増え、試験当日に必要な書類や持ち物、身分証の取り扱いなど変更点も多く、受験生には早めの確認が求められる。

 確定志願者数は、前年度比1,066人増の49万6,237人。前年度に続き50万人を下回った。

 志願者49万6,237人のうち、高等学校等卒業見込者(現役生)が前年度比5,657人減の42万311人(84.7%)、高等学校等卒業者(既卒者)が6,336人増の7万1,310人(14.4%)、その他の出願資格者が前年度比387人増の4,616人(0.9%)。現役生は減少したものの、既卒者の志願者数が大幅に増加しており、総志願者数を押し上げた形となった。

 共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学の総数は、前年度比25校減の813校。このうち大学は687大学(国立81校、公立95校、私立511校)、専門職大学は12大学(公立3校、私立9校)、短期大学は113大学(公立13校、私立100校)。利用大学数の増減を見ると、私立大学が11校減、私立短期大学が15校減となる一方で、私立専門職大学と私立専門職短期大学はそれぞれ1校ずつ増加している。

 なお、例年公表されている現役志願率については、文部科学省で大学進学率の算定の整理がつき、かつ2025年度(令和7年度)学校基本調査の確定値が公表され次第、公表する予定としている。
《川端珠紀》

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