秋元康氏が語る“ヒットの法則” 当てはまらずに売れた曲も明かす | NewsCafe

秋元康氏が語る“ヒットの法則” 当てはまらずに売れた曲も明かす

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秋元康(C)モデルプレス
【モデルプレス=2022/11/28】放送作家の秋元康氏が、26日放送のTBS系『人生最高レストラン』(毎週土曜よる11時30分~)に出演。ヒットを生み出す法則について明かした。

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◆秋元康氏の自身のルーツを語る

作詞家デビュー39年となる秋元氏は、AKB48や坂道グループを手がけて一世を風靡。きっかけとなったのは、秋元氏が高校時代に始めたラジオの放送作家で、その後同局系『ザ・ベストテン』の下っ端放送作家の仕事を掴んだといい、番組に寄せられるハガキから「(視聴者が)何に一番興味を持つかっていうことが次第にわかるんですよ」と人々の意識に引っ掛かる言葉使いを学んだことを明かした。

また、作詞については「(昔と)変わってないと思うんですよ本質は。だって女の子にアプローチするのに」と語り、「ツールは変わっていくんだけど、でも返事を待つという気持ちは変わらない」と説明。「だから今の時代は、(ツールが)何なのかなということを考えます」と今も昔も作詞に対するスタンスは変わらないとも語った。

◆秋元康氏「ヒットは作れるんです」

さらに、ヒットの法則について問われると「『あの』があるものは強いですよね」と即答。「例えばAKBとか『あの』秋葉原の劇場でやってるアイドル」と常に「あの」を考えていると話し、「奇をてらったことっていうのは飽きられるんです」と語ると、100年経っても残る曲をスタンダードだと評するなら「生意気な言い方をすればヒットは作れるんですよ。スタンダードは作れない」と自身の考えも明かした。

一方、秋元氏が作詞を手がけた、歌手・美空ひばりさんの『川の流れのように』は「スタンダードすぎて引っ掛かりがないです」と口に。つまり「ヒットの法則」には当てはまらなかったが、『川の流れのように』の場合は「ひばりさんが人生をかけて『あの』美空ひばりさんの最後の曲、『あの』を自分で作った」とヒットの理由を分析。「そこがすごい」と、美空さんの偉業に感嘆をせずにはいられない様子だった。(modelpress編集部)

情報:TBS

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