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『仰天ニュース』の“耳かき店員殺人事件”特集に疑問「放送内容と違った」

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『仰天ニュース』の“耳かき店員殺人事件”特集に疑問「放送内容と違った」

(C)ViDI Studio / Shutterstock


11月23日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)は、2009年に発生した「秋葉原耳かき店員殺人事件」を特集。その放送内容が、ネット上で議論を巻き起こしている。


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番組で取り上げたのは、加害男性が、被害女性と出会ってから犯行に及ぶまでの経緯。聞き慣れない「耳かき店」のサービス内容や、被害女性の生い立ちなどの背景が丁寧に説明されていった。


「耳かき店」のサービスは、膝枕での耳かきや、手や肩のマッサージをするというもの。それ以外のサービスは一切なく、料金は通常60分5000円あたりが相場。そして加害男性は、一度来店して以来、自身を担当した女性にドハマリ。決して安くはない「耳かき店」に、足繁く通うようになったという。


加害男性について紹介が終わると、番組では被害女性について掘り下げていく。彼女が家族思いだったことについて触れてから、「耳かき店」で働き始めた経緯を説明。なんでも「高校卒業後に和菓子店で働き始めたが、腰を痛めて退職」「トラック運転手だった父親もケガをして仕事が減った」といった不幸から、高収入が期待できる「耳かき店」でのアルバイトを始めたそうだ。


その後は被害女性が受けたストーカー被害が取り上げられ、加害男性側の言い分や心境が取り上げられることはほとんどなかった。


「耳かき店員殺人事件」は、裁判員裁判が開始されてから、初めて死刑が求刑された事件。加害男性は耳かき店店員だけでなく、彼女の祖母も殺害している。しかし、10年11月に「身勝手で短絡的な動機に基づく犯行だが、極刑に値するほど悪質なものとはいえない」として、無期懲役の判決が言い渡された。


偏向報道なのか? 二極化する被害女性への意見


番組の放送を受けて、ネット上には、


《仰天ニュースの耳かき事件キモすぎる…。勘違いするわ、粘着するわ、独占欲の塊になるわで恐ろしい》

《クソ客の中のクソ客すぎて、周りももっと守ってあげられなかったのかなと思っちゃった》

《なんで犯人はのうのうと生きとんのや?》

《明確な殺意を持って人を殺した時点で死をもって償うべき》

《判決が意味わからん。「愛が憎しみに変わったためで、極刑に値するほど悪質ではない」って悪質です! 日本の判決って意味不明》


など、加害男性と事件判決へのバッシングが多く上がった。もちろん殺人は犯罪なので、批判の声は当然である。しかし、被害女性には、もう少し掘り下げられなければならない裏もあったようなのだ…。


番組では紹介されなかったが、『週刊ポスト』の記事によると、被害女性は毎月65万円ほどの収入があったとのこと。さらに何度も、加害男性に「店に来て」と言って呼びつけて、耳かきなどのサービスを行わず男性をパシリのように扱っていたという。


また番組では加害男性に対して出禁を伝えたとあったが、記事は全くの逆。むしろ被害女性が来店を願っているようなやり取りも紹介されていた。番組放送後に事件を調べた視聴者からは、


《記事読むとちょっと印象かわるな…。どっちが本当なんだか》

《そりゃ殺す方が悪いが、太客掴んで離さないように1年半も引っ張って用が済んだら捨てて。10代だから分からなかったというが、月65万も稼ぐ人気嬢に急にカマトトぶられてもな》

《詳細調べたら女の子も加害者を金づるにしてたみたいだし、結構いろいろわがまま言ってたみたいだし…。放送の内容とだいぶ違った》

《テレビで観た時はオッサンきも! と思ったけど、ネットで調べてたら、内容は概ね仰天ニュースがやってた流れだけど、被害者が悪いんやんと思われる点もあり、1つのメディアだけを鵜呑みにしたらアカンなと感じた》

《明らかに女の子寄りのVTRの作り方してたけど、客観的にみて「あれ? 行動おかしくない?」みたいな点が多々あった。気になったから色々調べてみたら、事件当初から被害者批判もやっぱあったんや。まぁなにがホンマかわからんけどさ》


などの疑問の声があがっている。


もちろん、この事件で1番悪いのは、加害者であることは間違いない。しかし、単なる悲劇に仕立て上げるには、多少の違和感を覚える事件であることも事実だろう。同じような事件をなくすためにも、一方に偏った伝え方は疑問を抱かざるを得ない。





《まいじつ》

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