「体の相性がいい」前カレ。不倫してまで貪欲につながる人妻は | NewsCafe

「体の相性がいい」前カレ。不倫してまで貪欲につながる人妻は

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「体の相性がいい」前カレ。不倫してまで貪欲につながる人妻は


後ろ指をさされる関係とわかっていても、やめられない不毛なつながり。


不倫を選ぶ女性たちの背景には何があるのか、またこれからどうするのか、垣間見えた胸の内をご紹介します。



同時進行の2人のカレのうち「あり得なかった」ほう



Fさんは34歳、既婚。


だが今の不倫相手と結婚前から関係が続いていることは聞いていた。


「だって、この人じゃ結婚は無理だし」


どうしてその人と結婚しなかったのか、と聞いたとき、Fさんはこともなげにそう言った。


不倫相手は年上の40歳、元は会社の上司だった男性だ。


「年収はまあ良くても、彼女いない歴=年齢だった人なのよ。


女の扱いも知らないし、デートも私が何でも決めないといけないし、とてもじゃないけど結婚相手には見られなかった」


結局は、そのとき同時進行で付き合っていた別の男性と結婚した。


寿退社となったFさんを彼は追うことなく、しばらくは音信不通だった。が、引き継ぎした仕事のことでどうしても連絡をとることになり、彼からFさんに電話がかかってきた。


そこから、Fさんは「出来心で」独身のままだった彼にまた近づいていき、夫に隠れて食事に行くようになった。


昔のカレって、ご新規様の人数にカウントしなくていいし


「私が結婚するって知って、諦めたんだって。


そりゃそうよね。


でも、私が既婚者になっても未練がありありなのはすぐにわかったの」


ホテルに誘ったのはFさんから。彼はそれを拒絶することなく、ふたりは再び結ばれた。


彼の存在を知らない夫に隠れて会う。


「スリルもあるけど、何ていうか、安心するのよね、昔の相手って。


私が結婚しているのもわかっていて付き合うんだから、彼も文句は言えないでしょ」


Fさんの日常は「贅沢よね」と自分で口にするほど、刺激あるものだった。


私がはじめての相手だから。貪欲に身体だけでつながるが


Fさんが不倫相手の彼と会うのは主に平日の夜。


「後輩から仕事の相談をされて」「ちょっとジムの見学に行ってくる」など、最初はその場しのぎの理由を作っては家を空けていた。


新婚で子供はおらず、趣味の多い夫は別々で過ごすことに不満を言わない。「気をつけて」と笑顔で送り出していたそうだ。


Fさんは、彼とホテルで過ごすことばかり考えていた。


「不倫だから普通におしゃれなお店で食事とか、できないでしょ?


それに、素人との経験がないあの人とのアレって意外といいのよ。


私が“はじめてのオンナ”で、いろいろ尽くしてくれるのが最高」


以前、カフェで彼との話を打ち明けてくれたとき、Fさんは笑顔だった。


不倫の彼には“それ”以外何も望んでいない、ただ数時間ベッドの上で楽しむだけのつながりは、単純に気晴らしなのだとFさんは言った。


「彼はそれで満足しているのかな」


そうつぶやくと、


「満足するしかないと思うよ。


だって、自分じゃ私の旦那に勝てないってよくわかっているもの。


それより、私が旦那に嘘をついて自分に会いに来ることに興奮していると思う」


下世話な話をしている意識からか、声を押し殺しながら笑う。


「彼女がいたこともないのに、女の人とできるってだけでも幸運じゃない?」


彼との関係は自分がコントロールしているものだと、信じて疑わない様子だった。


私が教えてあげたのに…新しい女に乗り換えるだなんて


Fさんからは、時折ホテルでの情事について聞かされることはあったが、特に問題が起こったとか、不倫をやめたいとか、ネガティブな話題はなかったと思う。


変化があったのは、その年のクリスマスだった。


「あの人ね、会社に出入りする業者の女性と仲良くなったんだって。


クリスマスにふたりで食事に行く約束をしたって、うれしそうに話すのよ」


うつむきがちにそう話すFさんの横顔には陰りがある。


「ベッドにいるときに、そんな話を普通にするのよ?


終わったあとだったから我慢したけど、デリカシーのなさにドン引きだったわ」


と、忌々しそうに口にする様子には、明らかな怒りが見えた。


呼び出されたカフェで、普段と違う甘いチャイラテを選んだ彼女は、やがて彼への愚痴ばかりを並べ立て始めた。


不倫でしょうに、デリカシーのなさを問題にするのはいかがなものか、と思ったがそれは口にしない。


「まあ不倫だからね、そういう事態も考えないといけないよね」


とだけ答えると、


「どうせうまくいかないと思うから、いいけどね。


ムカつくからしばらく会うのはやめようかな」


Fさんはこちらの視線を避けたまま、チャイラテの入ったカップを持つ指先に力が入れた。

《OTONA SALONE》

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