“S級寄りのB級” と豪語する「スーパー焼きそば」を食べてみたら、冗談じゃなく宇宙を感じた / 下北沢「東京焼き麺スタンド」 | NewsCafe

“S級寄りのB級” と豪語する「スーパー焼きそば」を食べてみたら、冗談じゃなく宇宙を感じた / 下北沢「東京焼き麺スタンド」

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“S級寄りのB級” と豪語する「スーパー焼きそば」を食べてみたら、冗談じゃなく宇宙を感じた / 下北沢「東京焼き麺スタンド」

“S級寄りのB級” と豪語する「スーパー焼きそば」を食べてみたら、冗談じゃなく宇宙を感じた / 下北沢「東京焼き麺スタンド」


いつからだろう、焼きそばが「B級グルメ」と呼ばれるようになったのは。この「B級」はポジティブな意味合いではあるが、しかし序列で言えば「A」よりも下だ。もしかしたら、焼きそば側は「B級」と呼ばれることを良しとしていないかもしれない。我々は今、焼きそばの声に耳を傾けるべき時期に来ているのではないか。


食い意地の張ったシャーマンみたいなことを書いてしまったが、これには理由がある。焼きそば界隈に一石を投じるかのように、ただの「B級」ではなく「S級寄りのB級」と称して、「スーパー焼きそば」なるメニューを提供しているお店の存在を知ったからだ。


・「スーパー焼きそば」の真髄
「結局B級ではないか」と思われたかもしれないが、もう少し詳しく説明させてほしい。前述したお店「東京焼き麺スタンド」はインスタグラムを開設しており、そこには「S級寄りのB級」以外にも、こんな文言が書き連ねてあるのだ。


目指したのは、究極の普通


焼きそばの未来、背負う覚悟はできている


日本の焼きそばを、世界へ


どうだろうか。「何やらすごそう」と「志(こころざし)ヤバすぎ」が同時に押し寄せてこないだろうか。少なくとも筆者は、これらの言葉から「焼きそばはもっと輝ける」「焼きそばの地位を今よりさらに向上させる」という気概をふんだんに受け取った。


そもそも「A」を飛び越えて「S級寄り」と称する豪胆さは、昨今なかなか見かけない類のものだ。相当な自信の表れだろう。きっとこのお店の焼きそばは非凡極まりないに違いない。行くしかない。


場所は東京・下北沢である。お店の入っているビルのふもとにたどり着くと、「さあ。とにかく2階へ」と書かれた看板が出迎えてくれた。手ぐすね感がすごいが、こちらも望んでやってきているので、のこのこと階段を上がる。


店内に入り、食券機に「スーパー焼きそば(750円)」のボタンを発見。その隣の「スーパーナポリタン(850円)」も激しく気を引いてくるものの、誘惑を振り払って焼きそばの方のスーパーを選ぶ。


それから実物の到着までは15分ほどだった。鉄板で大人数分を大量に焼き上げるのではなく、麺1本1本を丁寧に焼いているそうだ。


そして運ばれてきた皿の上では、目玉焼きを中心にして焼きそばが渦巻いていた。見た目からして他の焼きそばとは違う。だが当然その真髄は味にあるはずだ。いざスーパーがスーパーたる所以(ゆえん)を探らんとしていたところで、店内の説明書きが目に入る。


まずはそのまま何もかけずに食べて、特製ソースと生麺を味わってほしいとのことだった。「従来の焼きそばのイメージを覆す、スーパー焼きそばのスーパーたる所以ここにあり」と、メチャクチャわかりやすく所以も付記されていた


ここで「所以のネタバレをするな」とわめくほど野暮ではない。素直にアピールポイントを享受するべく、箸を取り、麺をすする。


ソースが美味い麺がモチモチ。感想もこの上なくわかりやすいものになってしまったが、1口食べた瞬間の感情を表すならこれだった。屋台で食べる焼きそばよりも上品な甘辛さで、静かに頷いてしまうようなコクがある。ほどよいスパイシーさも感じ取れる。


あくまで焼きそばのジャンキー感は残しつつ、味わい深い次元まで昇華させているのはあっぱれと言うほかない。無化学調味料、無添加のソースだという点からも、こだわりっぷりがうかがえる。


そんなソースの旨味を存分に躍動させているのが、北海道産小麦100%の生麺の存在だ。驚くほど弾力ある歯応えは、確かにソースと相まって従来の焼きそばのイメージを快く崩してくれる。


絶妙な焼き加減の目玉焼きを割れば、皿の上がいっそうにぎやかになって幸福度も上がるし……


夢中になって食べきってしまう前に特製からしマヨと唐辛子を投入したなら、甘辛さが厚みを増し、濃厚なとろみまで加わってくる。


説明書きには「まさに鬼に金棒。違った表情を見せるスーパー焼きそばもステキ」とあったが、本当にそんな感じだ。もはや感想まで先取りされている。手のひらの上である。それほどの手腕なのだ。


・「スーパー焼きそば」の魔力

《ロケットニュース24》

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