JDI、縮小止まらず=事業転換遅れ、大幅人員削減 | NewsCafe

JDI、縮小止まらず=事業転換遅れ、大幅人員削減

社会 時事通信社/NEW_POLECOINT/ECONOMY
 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が主力のスマートフォン向け液晶関連事業を大幅に縮小する。9月末までに希望退職で従業員の3割弱に当たる1200人を削減。7~9月に停止する主力工場の石川・白山工場の再稼働も見通せず、規模縮小に歯止めがかからない。
 JDIは売り上げの大半をスマホ向け液晶事業で稼いでおり、とりわけ最大顧客の米アップルに依存する構造の危うさが指摘されていた。車載向けなど非スマホ事業の拡大に取り組んでいたが、構造転換は進まず、昨秋以降の中国経済の減速でスマホ市場は想定を超える速さで縮小。
 2016年に巨費を投じて竣工(しゅんこう)した白山工場も、今年に入ってから稼働率は5割を切る状態だった。地元からは「それなりの需要があると見込んだのだろうが、経営判断が甘かったといえばそうかもしれない」(石川県の谷本正憲知事)と疑問の声も聞かれた。
 JDIは1200人の希望退職に加え、一部出資する有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル会社「JOLED」に出向している約200人についても、転籍か希望退職のいずれかを選択するよう求めている。12年に政府が旗振り役となって、ソニー、日立製作所、東芝の中小型液晶パネル事業を統合して発足させた「日の丸ディスプレー」の先行き懸念は強まるばかりだ。   経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が主力のスマートフォン向け液晶関連事業を大幅に縮小する。9月末までに希望退職で従業員の3割弱に当たる1200人を削減。7~9月に停止する主力工場の石川・白山工場の再稼働も見通せず、規模縮小に歯止めがかからない。
《時事通信社》

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