【介護食】やり方を知れば、難しくない みんなと同じメニューで作る3つのポイント 食事摂取レベル別で紹介 | NewsCafe

【介護食】やり方を知れば、難しくない みんなと同じメニューで作る3つのポイント 食事摂取レベル別で紹介

お金 マネーの達人
【介護食】やり方を知れば、難しくない みんなと同じメニューで作る3つのポイント 食事摂取レベル別で紹介

在宅で介護を頑張っているご家族にとって、「食」の悩みな大きいと思います。


飲み込む力が弱いご高齢の方は、いわゆる介護食という形態で食事のご用意をされているのではないでしょうか?


介護食は市販でも買えますが、1食あたりのコストが高く介護費用がかさみます


介護食は特別なイメージだと思いますので、手作りしてコストは抑えたくても手作りだと調理が難しそう、と考えてしまいます。


そこで今回は、管理栄養士さんおすすめの自宅でもできる介護食作りのポイントをご紹介いたします。


介護食とは?



手作り介護食

介護食というのは、噛む力、飲み込む力が弱くなっている人が、安全に食べられるよう配慮した食事のことです。


噛む力が弱ければ細かく刻むことが必要ですし、飲み込む力が弱ければとろみをつけるなどが必要になってきます。


噛む力、飲み込む力は人それぞれなので、その人に合った形で作っていきます。


難しく考えすぎないで!


刻んだりとろみをつけたり、さらにはミキサーにかけたり…介護食を作ることは大変だと思う人がほとんどかと思います。


しかし、基本的には家族と同じ食事にひと手間加えるだけ、と考えます。


介護食を食べる人も、自分だけまったく別のものを食べるより、家族と同じものを食べられていると感じられる方が、食事を楽しみに考えられるでしょう。


一手間加えるだけなので、すべて市販の介護食を利用するよりはコストも抑えられます。


食べられるレベルを知る


家族と同じ食事といっても、それをどのように介護食に移行するか、それには介護食を食べる方の食べる能力を知ることです。


どの程度の


・ 大きさ


・ 柔らかさ


であれば食べやすいのかを考えてみましょう。


イメージが難しい場合には1度は市販の介護食を利用してみますとよくお分かりいただけるかと思います。


介護食を作る場合も普通の食事と同じように調理をし始めることが多いのですから、難しく考えないようにすることもポイントになります。


加える手間をシンプルに」を目指すことです。


介護食の目安


固いもの、大きいものはやや食べづらいが、飲み込む能力はある


→ 常食を少しやわらかくする


小さくし、やわらかければ食べられるが、水分が飲み込みづらい


→ 常食をやわらかくし、小さくカット。それにとろみをプラス。


固形物、水分ともに飲み込みづらい


→ ペースト状にする(ミキサーやフードプロセッサー、なければ裏ごし)


固形物、水分ともに飲み込みづらく、噛む能力、飲み込む能力が低い


→ とろみのついた液状、ゼリー状などにする


上記のレベルはあくまで例ですが、このような食事摂取のレベルを知ることで、いつもの食事から介護食へひと手間加えるときに、無駄な手間を省くことができるでしょう。


美味しく簡単に作るための3つのポイント


せっかく介護食作るのですからおいしく作りたいです。


ここでは、簡単においしく作るポイントをご紹介いたします。


1.介護食に向いている食材を使用する



みんなと同じがいい

介護食に向いている食材は、パサつきにくく、繊維が残りにくく、調理すれば柔らかくなる食材です。


例えば、


・ 里芋… 加熱すると適度なねばりが出て、飲み込みやすいなめらかな食感に。


・ カブ… 柔らかくなりやすく、歯茎でも容易につぶせます。


・ 豆腐… 食べやすいレベルによって、木綿→絹へ。


などがあります。


避けるべき食材


家族と同じ食事をそのまま介護食に移行するためには、逆に避けるべき食材もあります。


きのこ


繊維質で、さらには調理するとツルンとした食感になり、誤嚥の原因になりやすいので避けたい食材です。


のり、わかめ


飲み込んだ時にのどの奥に張り付いてしまう可能性があるので控えましょう。


納豆


粘りが強すぎる納豆などは、なかなか飲み込めません。


納豆がお好きな方の場合には、納豆は細かく刻んでおかゆに少量混ぜ込むと食べやすくなります。


2.調理方法の工夫や、お手軽にできる工夫を


柔らかくするために時間をかけてコトコト煮るのは、時に大変なこともあります。


そういう時はあらかじめレンジ加熱し、少し柔らかくしてから調理するのがおすすめです。


また、毎回調理するのが大変という場合には、多めに作り、ジッパー袋やタッパーやシリコンカップなどに1食ずつ小分けに入れて、冷凍しておきましょう。


冷凍した料理は、おおむね1週間を目安に食べきるようにしましょう。


料理をカットするときは、まな板に広げて切るのも良いのですが、お皿に盛りつけたままキッチンバサミなどでカットすると楽な場合もあります。


キッチンバサミは100円ショップでも購入できます。


3.とろみの付け方を工夫する


とろみをつけるときは、常食を別に取り分け、そこにとろみ剤または片栗粉などでとろみをつけることが多いと思います。


しかし、焼き魚や炒め物の時はとろみをつけられず、煮魚や煮物を別に作らないといけないと思いがちです。


その場合には、とろみを上からかける方法を試してみてください。


だし汁にとろみ剤または片栗粉などでとろみをつけた「あん」を作っておき、とろみが必要な料理にかけるだけで、食べやすくなります。


別のメニューを作るより、この「あん」を上からかける方法のほうが手軽にできますし、だし汁で風味もプラスできます。


だし汁は多めに作った時に製氷皿などに小分けにして冷凍しておくのがおすすめです。


手抜きは大切



上手に手抜きをする

お金をかけずに介護食を用意するためには、ほぼ「手作りする」ということになると思います。


ただ手作りするのは、想像以上の大変さになってしまいます。


そんな時は、お惣菜に同じ要領でひと手間加えるだけでも食べやすくなります。


食事は毎日のことです。


毎日の食事に市販の介護食を利用されている方にとっては費用の面で大きな負担になっているのではないでしょうか。


介護費用削減の隙間はここにもあります。


月に1回、週に1回程度、ご無理のない範囲から試してみてください


介護する人の方が倒れてしまわぬよう簡単で手軽にできる工夫をし、いい意味での手抜きをしながら介護費用の削減の工夫ができたらいいです。(執筆者:佐々木 政子)

《マネーの達人》

特集

page top