ゴーン被告の保釈に注目=勾留、否認で長引く傾向も―請求は何度も可能 | NewsCafe

ゴーン被告の保釈に注目=勾留、否認で長引く傾向も―請求は何度も可能

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈が認められるか否かが注目されている。否認している場合、許可されずに勾留が長引く傾向にあるが、ゴーン被告の役員報酬を隠したとして起訴された側近の前代表取締役グレッグ・ケリー被告(62)は既に保釈済み。ゴーン被告も早期保釈となる可能性は残る。
 起訴された被告の保釈を認める割合は上昇傾向にあり、東京地裁が2017年に認めたのは79.4%と8割に迫る。
 だが、保釈請求は何度もでき、起訴後すぐに認められるとは限らない。リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で起訴された大成建設の元役員は昨年12月、5回目の請求で許可され、逮捕から約9カ月ぶりに保釈された。文部科学省汚職事件では、容疑を認めた前国際統括官は起訴翌日に保釈されたが、否認した元局長が保釈されたのは約5カ月後だった。
 保釈の判断で重視されるのは、逃亡や具体的な証拠隠滅の恐れがあるかどうかだ。法曹関係者によると、公判で取り調べる証拠が決まったり、公判で重要証人の取り調べが終わったりするまで、数カ月にわたって勾留が続くことも少なくないという。
 特捜事件を担当した経験がある弁護士は「ゴーン被告の保釈をすぐに認めたら異例だが、裁判所は世論に弱い」と指摘。別の弁護士は「昔に比べて裁判官の人権感覚が優れてきたと思う。仮に無罪なら長期勾留の批判が出るので、早めに保釈を認めるのでは」と予想する。 
《時事通信社》

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