フラガールは「全力で生きる」=大震災の苦境も乗り越え―養成学校、55周年・福島 | NewsCafe

フラガールは「全力で生きる」=大震災の苦境も乗り越え―養成学校、55周年・福島

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 映画の舞台にもなった福島県いわき市のフラガール養成学校「常磐音楽舞踊学院」が4月、創立55周年を迎える。15日に始まる記念公演のタイトルは「全力で、生きる」。苦境を乗り越え、踊り続けたフラガールたちの決意が込められている。
 開校は、地域の炭鉱閉鎖がきっかけだった。経営陣は打開策として、炭鉱の湯水を使った温泉施設を建設。集客の目玉に、フラダンスショーなどを取り入れた。創立以来、指導に当たるダンス講師早川和子さん(87)は「うっそうと山が広がり施設ができるか不安だった」と語る。
 施設の働き手は、炭鉱労働者とその家族。フラガールも地元の子供から募集した。1期生の本田マサ子さん(71)は、炭鉱で働く父が見つけた新聞の求人をきっかけに、「興味本位で飛び込んだ」と振り返る。
 「裸踊り」とからかわれ、「1年も持たない」(関係者)との懸念もあったが、1年目の来場者数は126万人と大盛況。2006年に映画「フラガール」が大ヒットすると、翌年の来場者数は過去最多の161万人を記録した。
 東日本大震災では、苦境にも直面した。1メートルもの段差が生じるなどし、11年3月から7カ月間、施設は休業に追い込まれた。「踊ることが使命。笑顔と勇気を届けなさい」。こう指示を出したという早川さん。自らも被災者でありながら、踊る場所を求めた28人のフラガールは、「きずなキャラバン」として全国約125カ所で巡回公演を行った。 
《時事通信社》

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