上位10字含む元号、7割超=「いずれも平易、前向きな意味」 | NewsCafe

上位10字含む元号、7割超=「いずれも平易、前向きな意味」

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 新しい元号が4月1日に発表されることが決まった。「平成」に続く元号は何になるのか。過去に使われた漢字から傾向を分析したところ、使用頻度の高い上位10字を使った元号が7割超を占めることが分かった。
 「大化の改新」(645年)で知られる最初の元号「大化」から「平成」まで247の元号が存在するが、使われた漢字は72字にとどまる。使用頻度が最も高いのは「永」の29回。2位は「天」「元」の27回、次いで「治」の21回、「応」の20回が続く。
 この5字を含む元号は115個あり、全体の46.6%を占める。さらに、6~10位の5字(正、文、和、長、安)を加えると176個、実に71.3%にも上る。「天応」「文永」「元治」など10字同士を組み合わせた元号も41個(16.6%)ある。
 なぜ、一部の漢字が繰り返し使われるのか。NPO法人「文字文化協会」理事の黒田信二郎さん(69)は「漢字にはその成立過程にさまざまな背景があり、それがおのおのの字の『原義』となっている」と指摘。その上で、「いずれの字にも前向きな意味があり、平易だという共通点がある」と説明する。「永」は「長い」、「元」は「始まり」、「天」は「人為の及ばない神聖なところ」といった具合だ。
 黒田さんは「次の元号も、『あるべき政治の在り方』といった道徳・倫理的なフレーズが豊富な漢籍から、同様の原義を持つ字が選ばれることになるだろう」と話している。 
《時事通信社》

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