街の発展見守り30年=消える駅前モニュメント―リニア開業で再整備・名古屋 | NewsCafe

街の発展見守り30年=消える駅前モニュメント―リニア開業で再整備・名古屋

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 JR名古屋駅(名駅)前で平成の30年間、街の発展を見守ってきたモニュメントが姿を消そうとしている。名駅の表玄関である桜通口正面ロータリーにそびえ立つ「飛翔」だ。2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の新駅設置に伴う再整備で、移設か撤去される方向となった。市民からは惜しむ声も上がっている。
 高さ23メートルの円すい形で、縄文式土器をイメージし、ステンレスパイプが渦を巻くデザインは独創的だ。名古屋市制100周年の平成元(1989)年に設置された。「過去から未来へ」「街づくりへの市民参加」といった思いが託されているという。
 設置当時、北側の「大名古屋ビルヂング」は地上12階建てで、周囲に高層の建物はなかった。その後、駅ビルにはツインタワーができ、大名古屋ビルも34階建てになるなど巨大な建物に取り囲まれる形に。飛翔はランドマークとしての輝きを失いつつあった。
 さらに、リニア開通に向け、駅前再整備構想が持ち上がった。河村たかし市長が「広場にした方が楽しい」と表明。ロータリーを廃止し、飛翔を撤去した上で、歩行者用の開放的で見通しの良い広場をつくるなどの方針が固まった。
《時事通信社》

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