「希望膨らむ」「実用化を」=パーキンソン病患者ら期待―iPS細胞移植 | NewsCafe

「希望膨らむ」「実用化を」=パーキンソン病患者ら期待―iPS細胞移植

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 人工多能性幹細胞(iPS細胞)をパーキンソン病患者に移植する臨床試験(治験)が京都大で始まった9日、闘病中の患者からは「希望が膨らんだ」「早く実用化して」と期待する声が上がった。
 横浜市泉区の高垣照雄さん(67)は12年前、パーキンソン病と診断された。右手が不自由で、パソコン操作などに支障がある。「移植手術を受ければ自分の症状が良くなると思うと、希望が膨らんだ」と喜び、「1例目や2例目の患者や医師らはいろいろと大変だと思うが、治療定着への道を開いてほしい」と話した。
 熊本市東区の島野恭行さん(66)は診断から16年が経過し、歩行器が手放せない。「安全性が完全に確認されるのは2、3年どころではなくもっと先になると思うが、健康保険が適用される一般的な治療として早く実用化してほしい」と望む。大阪府吹田市の女性(63)も「パーキンソン病は、症状が1年1年進行していく。移植手術はうまくいってほしいが、道のりは遠そうで、少し歯がゆい」と明かした。
 25年間の闘病生活を送る秋田市の佐藤晶子さん(54)は、秋田県の患者団体の事務局長を務める。「患者は高齢の人が多く、仮に移植手術を受けることになっても、秋田から京都に行くのは難しい。治験の開始は素晴らしいが、どこか遠くの話に聞こえる」と複雑な胸中をのぞかせた。 
《時事通信社》

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