テレビの収録中などに大問題を起こすと、その芸能人はテレビ局から“出禁”を食らうといわれている。
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有名なのは、ロックバンド『氣志團』の綾小路翔。彼が『DJ OZMA』として2006年の『NHK紅白歌合戦』に出演した際、裸に見える衣装を着用したことで批判が殺到してしまった。
すると07年1月に、当時のNHK橋本元一会長が定例記者会見で、「(綾小路を)現場で使いにくい状況だと思う」と事実上の出禁宣言。これに綾小路はブログで、「NHKにも実は頭にきてたけど、なんかもういいかな~って気もしてきちゃったし。定例会見のことも聞いたけど、ちょっと残念だったね」で苦言を呈し、NHKとの仲はほとんど修復不可能に。
それから約10年後、16年4月放送のNHK番組『ひるブラ』で、綾小路をデザインした草加せんべいが紹介された。意外な形で再びNHKに登場した綾小路だが、このときツイッターに「この番組を制作した方々が上層部に怒られていないか、それだけが心配な私です」と投稿している。