魚の鮮度維持が最大の強み=流通量拡大に期待―豊洲市場 | NewsCafe

魚の鮮度維持が最大の強み=流通量拡大に期待―豊洲市場

社会 時事通信社/NEW_POLECOINT/ECONOMY
 東京・築地市場(中央区)の移転で、来月11日に開場する豊洲市場(江東区)。市場関係者は新市場最大の「売り」、魚の温度・衛生管理に優れた閉鎖型施設を武器に、流通量拡大に期待を膨らませている。 開放型で空調がない場所が多く、外気の影響を受けやすい築地市場では、猛暑となった今夏、入荷した魚の温度が上昇するケースが目立った。卸業者などは鮮度を落とすまいと対応に追われ「(魚箱に入れる)氷の量を通常の5割増しにした」と卸の競り人はいう。 これに対し、豊洲市場はビル内に卸売場があって、空調により温度管理が万全。産地から魚が運ばれてから取引後、市場外へ運び出されるまで、温度や衛生管理が行き届き「浜(産地)の品質が保たれる」と仲卸は胸を張る。 閉鎖型市場のメリットに対し、水産物を市場に出荷する業者も期待する。サバやマグロをはじめ、総水揚げ量日本一を誇る千葉県の銚子漁港の関係者は、これまで豊洲市場を視察し、「築地に比べて差は歴然。われわれが送った魚の鮮度がしっかり守られる」と話し、出荷増に意欲をのぞかせる。 外国産の魚も増えそうな気配だ。ノルウェー産サーモンを築地市場へ出荷する輸入商社は、築地へ年間1500トン出荷しているが「豊洲で鮮度管理が良くなるため、2000トンを目標にしていきたい」(オーシャン貿易)という。 新潟県の水産加工品メーカーも「築地は夏場に商品が傷みやすく、出荷を減らしていたが豊洲では安心して出荷できるようになる」とみる。北海道からイカなどの珍味を出荷する業者は「豊洲に移れば2割くらい出荷量を増やせるのではないか」と新市場の開場を待ち望んでいる。 
《時事通信社》

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