閉館水族館、イルカの行き場なし=「早く助けて」の声相次ぐ―千葉 | NewsCafe

閉館水族館、イルカの行き場なし=「早く助けて」の声相次ぐ―千葉

 経営難で今年1月に閉館した民間水族館「犬吠埼マリンパーク」(千葉県銚子市)で、雌のバンドウイルカ「ハニー」などの引き取り手が見つからない状態が半年以上も続いている。市などには「早く助けてあげて」と心配する声が相次ぐが、譲渡先探しは難航。安住の地が見つ…

社会 時事通信社/NEW_SOC/SOCIETY
 経営難で今年1月に閉館した民間水族館「犬吠埼マリンパーク」(千葉県銚子市)で、雌のバンドウイルカ「ハニー」などの引き取り手が見つからない状態が半年以上も続いている。市などには「早く助けてあげて」と心配する声が相次ぐが、譲渡先探しは難航。安住の地が見つかるには、時間がかかりそうだ。
 県などによると、園内に取り残されているのはハニーのほか、フンボルトペンギン46羽、ウーパールーパーなど両生類や魚類。閉館後も同館の運営会社が施設管理や餌やりを続けており、ほぼ月1回の頻度で立ち入り調査を続ける県海匝保健所は「(今のところ)飼育・健康状態に問題はない」としている。
 ただ、飼育が難しい生き物のため、引き取り手探しは難航している。入場収入がない中で、餌やりや設備の維持管理コストも増大する一方だ。取り残されたイルカやペンギンの待遇改善を求める動物愛護団体の活動がきっかけで、一般からの声も強まるが、県は「(譲渡先を見つけるのに)時間がかかるのはやむを得ない」と弱り顔だ。
 銚子市には、「別の施設に移してあげて」などと求めるメールや手紙が1500件以上寄せられている。しかし、運営会社からは4月に「譲渡先を探して交渉している」と報告があって以降、連絡がなく、「市には立ち入り権限がなく、介入できない」とお手上げ状態だという。
 犬吠埼マリンパークは、市が1954年に設置した水族館が前身で、63年に民間に売却された。2011年に起きた東日本大震災以降客足が遠のき、経営が悪化。今年1月に閉館した。ハニーは現在18歳ぐらいで人間でいうと30歳前後。イルカショーなどで人気があった。
 運営会社側は取材の申し込みに対し、14日までに回答しなかった。 
《時事通信社》

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