クイズ不正解で有給認められず、“有給チャンスクイズ”メールが物議 | NewsCafe

クイズ不正解で有給認められず、“有給チャンスクイズ”メールが物議

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クイズ不正解で有給認められず、“有給チャンスクイズ”メールが物議

 従業員との労働問題が相次いでいる自動販売機事業大手のジャパンビバレッジに、東京都の労働委員会がハローワークに求職者を紹介しないよう異例の通報を行ったことがわかった。


 ジャパンビバレッジの従業員は、残業代の支払いなどを求めてストライキを実施中。今回、労働委員会が複数のハローワークに求職者を紹介しないよう求めたのは、会社が新たに社員を雇ってストを無効化することを防ぐ狙いがあるとみられる。


 ジャパンビバレッジは労働基準監督署から4度の是正勧告を受けたほか、複数の従業員が上司の支店長から「有給チャンス」というクイズを出され、不正解したために有給の取得を認められなかったとして会社側に説明を求めている。会社側は不当な労働行為がなかったか「現在調査中」としている。


 この“有給チャンスクイズ”について街の人に聞いてみると、「それはありえないでしょ。法律に反してませんかね。(有給は)権利ですからね、取るのは自由でしょう」「変わった会社だなとは思いますけど、変な感じですね」「有給は社員の与えられた権利ですからね。ちょっとどうかなと思います」「有給休暇を普通にあげたらどうですかって率直に思います。どんどん取ればいいし、どんどん(会社が)取らせるような。使ってしかるべきものなので、もっと自由になればいいなと思います」との声があがる。


 「有給チャンスクイズ」としてメールで出されていたのは、例えば次のような内容だ。

「以下の駅で売上の高い順に並べ変えてください

1.新宿 2.原宿 3.渋谷 4.恵比寿 5.品川 6.浜松町 7.新橋 8.有楽町 9.東京 10.神田 11.上野 12.西日暮里 13.鶯谷 14.池袋 15.新宿

全問正解で有給チャンス

不正回答は永久追放します

まずは降格 回答期日は●●まで

株式会社ジャパンビバレッジ東京●●支店●●」


 そして、正解メールとしては次のようなものが送られたという。

「お疲れ様です

残念ながら全員はずれでした よかったよかった)^o^(

新宿が2個ありました 申し訳ありません 本当は秋葉原が入る予定でした

では回答です

●●年●月 実績

1位 東京駅 2位 上野駅 3位 池袋駅……14位 原宿駅 15位 鶯谷駅

以上です

鶯谷は全員正解でした 次回はマイナー駅で実施します

株式会社ジャパンビバレッジ東京●●支店●●」


 問題の選択肢に誤りがあり、全員が外れたことを喜んでいるかのような内容のメール。レイ法律事務所代表の佐藤大和弁護士は、「実際現場にいる労働者の方からしたら大切な権利が奪われるわけで、これはハラスメントの一種だと思う」と指摘。こうしたハラスメントの問題は全国でも多いといい、「ここ10年で相談件数が10倍くらいに増えている。私が扱った中でも、ずっと扇風機を当てられるとかわざとその方に向けてくしゃみをするとか、そういったハラスメントもある」と説明する。

 その上で佐藤弁護士は、「今まではハラスメントだという意識がなかった方が多いと思う。現場ではハラスメントに関する教育が不足していて、特に中間管理職になったばかりの方は、やっていいこと・悪いことの知識が足りなかったりする。これだけコンプライアンスの重要性が高まっているご時世、企業側は外部から弁護士を呼んでくる、内部で勉強会を開くなど、労働者の権利を守るという企業のアピールをしっかりしてもらいたい」と訴え、「本来ハラスメントはコミュニケーションの問題だと思っているので、そこを見直す時代になっているのでは」と述べた。

(AbemaTV/『けやきヒルズサタデー』より)


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